平成28年第一回都議会定例会がはじまります。 (2016.2.5)
皆様には穏やかな新年をお迎えのことと存じます。申年の今年、私は年男48才になります。早いもので議員活動も22年目となり、都議会議員の任期も残り1年半となりました。これからも「良く見、良く聴き、良く発言する」議員として活動して参ります。
さて、1月は連日連夜、新年会のオンパレードで胃も懐も疲弊、風邪を拗らせてテンション下げ下げのスタートでした。
2月になり、一応新年会も落ち着き体調も回復してきました。
いよいよ17日より、今年最初の都議会定例会が始まります。1月中もオリンピック・パラリンピック等推進対策特別委員会は開かれておりましたが・・・、定例会では23年ぶりに7兆円を超えた一般会計予算他予算案や条例案、契約案など現在のところ141件の議案が提案される予定。さらに9件の条例案も予定されています。
都民の生活にも影響する予算の審議です。是非ご注目頂ければと存じます。 また、定例会が始まりましたら、市内の駅頭にて朝の街頭演説も行います。見かけましたらお声がけ頂けると力になります。
2月8日月曜日午前10時よりテレビ東京で放映される都議会の情報番組に財政委員会理事として出演します。一瞬ですが、是非ご覧下さい。
平成27年第四回都議会定例会がはじまります。 (2015.11.23)
12月1日より、平成27年第四回都議会定例会が始まります。今定例会における提出予定案件は都議会情報のページに載せさせて頂きましたが、条例の新設など97件の議案が提案され審議か行われる予定です。
都議会では、毎年第三回定例会の最終日に委員会の所属替えが行われます。また、決算特別委員会も設置され前年度決算が付託され、10月〜11月にかけて休会中、審査が行われることになっています。
私は、決算委員にはなっておりませんが、この2ヶ月間は新たに所属することになった財政委員会並びにオリンピック・パラリンピック推進対策特別委員会において質疑を行って参りました。
財政委員会においては、財務局の事務事業について、契約入札制度やこの間問題になっている杭工事に関する都有施設の状況と今後の対応、また主税局の事務事業については、長らく取り組んでいる固定資産税の評価に関して税の公平性に反するダブルスタンダード対応や賦課の間違え、都税のクレジットカード納税などについて質疑を行いました。
オリンピック・パラリンピック推進対策特別委員会においては、20日の委員会にて、東京ビックサイトを会場とするIBC(国際放送センター)、MPC(メインプレスセンター)会場計画の変更について質疑を行いました。
今定例会において、私自身は本会議における発言の予定は御座いませんが、会派の顧問・団長代理として、政策調査会の会議にも出席し、代表質問作りに少しだけですが係わっています。
是非、今年最後の都議会定例会にご注目下さい。
平成27年第三回都議会定例会がはじまります。 (2015.9.4)
9月18日より、平成27年第三回都議会定例会が始まります。今定例会における提出予定案件は都議会情報のページに載せさせて頂きましたが、都政におけるここ数週間のニュースと言えば「2020年オリンピック・パラリンピック大会のエンブレム」並びに「新国立競技場」の問題です。第二回定例会閉会後、8月にかけて、都議会でもオリンピック・パラリンピック推進対策特別委員会が開かれ、新国立競技場建設計画白紙撤回後の対応(特に都の費用負担)やエンブレムの選考過程の不透明さについて、都議会民主党としても質疑をしてきました。
多くの都民、国民の皆さんが招致エンブレム「桜のリース」を気に入っているように、会派としても「桜のリース」の活用を求めていました。
公式エンブレムの盗作騒ぎになって以降、選考過程の不透明さが改めて指摘されていますが、国全体で盛り上げていきたいオリンピック・パラリンピックに不名誉な印象が付いてしまったのは残念でなりませんが、この問題を後に引かないためにも、この度撤回されたのは不幸中の幸いであると思います。
しかしながら、都が支出してしまった数千万円の損害を誰が負担してくれるのか大きな問題でありますし、都に決定権限が無いとはいえ、今後の選考過程の透明性の確保や組織委員会の責任についても、もの申していかなくはならないと考えています。
これらの問題については9月17日並びに10月6日の特別委員会で審議されます。私も特別委員会のメンバーとして、会派の小山議員と分担して質疑を行う予定です。
立川市議補選、松本万紀さん当選。守重さんの議席を守る。(2015.8.9)
8月9日に行われた立川市議会議員補欠選挙にて、私と同じ中央大学法学部出身の後輩、松本万紀さんが17,712票を獲得し見事当選を果たしました。
今回の補欠選挙は私たちの仲間であった守重夏樹さんが昨年10月ガンによってご逝去されたことに伴い行われたもので有り、私としても、長島代議士にとっても、さらには市議会の仲間達にとっても、何としてでも守り抜かなくてはならない議席、選挙でした。
松本万紀さんは、司法書士事務所を自ら切り盛りしている才女、私の後輩ということもあり、以前から政治の道に引っ張ろうと目をつけていましたが、今回の1議席を争う厳しい選挙、5分5分の戦いにも係わらず、私のオファーに熟慮の上、決断してくれたある意味肝の据わった女性でもあります。
政治的には様々な要因もありましたが、松本さんのキャラクター、そして守重さんの思いを繋いでいきたいという熱意を有権者の皆さんにご理解頂いた結果と認識しています。
ご期待を頂いた皆様に松本さんが議員活動でお応えできるよう、一人前の政治家とすべく育てていきたいと考えています。
平成27年第一回都議会定例会がはじまります。 (2015.2.17)
明日18日より、平成27年第一回都議会定例会が始まります。今定例会では平成27年度の東京都一般会計予算案(6兆9,520億円)他、予算関連議案がメインのテーマとして審議されます。また私自身にとっては久ぶりの一般質問も行う予定です。今任期最初になりますが、前任期中も会派の政調会長や幹事長を務めていたため、代表質問並びに予算委員会での総括質疑は行っていたものの一般質問をする機会がありませんでした。会派としての見解ではなく、酒井大史個人として関心を持っているテーマについて久ぶりに質問できることにわくわくしています。今回取り上げるテーマは、これまでも何度となく取り上げている「犯罪被害者支援」と私にとっては少し珍しく「多摩地域における道路・航空・鉄道など交通環境の整備」について質問します。
質問予定日時は2月25日水曜日19時頃からです。前の方の質問によって多少前後します。また、会派の人数も少なくなってしまったため質問時間は10分と短いですが、都議会のホームページからご覧いただけますので、是非ご確認頂きますようお願い致します。
議員活動20周年を祝う会を行いました。 (2015.2.3)
2月2日、立川パレスホテルにて、私の「議員活動20周年を祝う会」を開催させて頂きました。私は議員以外に行政書士を仕事としていますが、東京行政書士政治連盟の中西会長が呼びかけ人代表を務めて頂き、そのほかにも長島昭久衆議院議員・地元立川市議の皆さん・連合多摩中央地区協議会の本村議長をはじめ、地元の各種団体・経済団体の皆様にも呼びかけ人になって頂きました。お陰様で地元立川市民の皆様のみならず、日頃お付き合いさせて頂いている仲間の議員、行政関係者、行政書士、会社や団体の皆様、そして友人と多くの方々にご参加頂きました。本当に感謝申し上げます。市議7年、都議13年と長きに渡ってご支援を頂いている皆様のご期待に応えられるよう、これからも全力で活動して参ります。
守重夏樹前立川市議会議長が急逝されました (2014.10.21)
昨晩、前立川市議会議長の守重夏樹市議が急逝されました。享年65歳でした。
私にとっては十数年来の同志であり、市議会議員時代には会派を共にし、年齢は20も違いますが、「言わば同じ釜の飯を食べた」仲間でした。
このフレーズは守重さんが選挙の時などで私を紹介して下さる時によく使ってくれていた言葉で、改めて生前の姿を思い起こし、その言葉を噛み締めています。
昨年、がんの手術を乗り越え、体調も回復傾向に見え、今年6月には議長公務をこなしながらの大変厳しい立川市議選も勝ち抜いて間もないこの時期の急逝、ご本人はさぞかしご無念であったであろうと思います。
最後にお会いしたのは9月始めで、お互い自分の健康は自分でしか守れないのだから気をつけましょうねと話したのが最後の会派になってしまいました。
19日に長島代議士、太田市議とお見舞いに伺う予定が、守重さんの思いでキャンセルになったこと、守重さんも体調の悪い姿を我々に見せたくなかったのだと思います。気丈な方だったので。私たちからすればなんとしてでもお会いしておきたかったと悔やまれます。
今日ご自宅に伺って参りました。痩せてはいたものの、穏やかなお顔でした。お顔をみるとたまらず涙が込み上げて来ました。私たちにとっては、数年前、同じく同志であった今井日野市議をがんで失い、守重さんまでも失いました。
がん対策の必要性を改めて感じ、対策強化に向けて取り組んで参ります。
しかし人の死に直面すると人の命の儚さを感じます。でも人の思いは受け継ぐ者がいれば途絶えることはありません。
守重さんのキャッチフレーズは「誇れる立川を子どもたちに」でした。今を生きている者の責任として、守重さんと共に行動した一政治家として、守重さんの思いを繋いでいく活動をして参りたいと思います。
(お知らせ)
守重夏樹議員のご葬儀
10月25日(土曜日)18時から通夜
10月26日(日曜日)10時から告別式
共に立川斎場です。
都議会定例会が来月より始まります (2014.8.28)
来月17日より、平成26年第三回都議会定例会が始まります。定例会に先駆け、9月1日、10日両日には、オリンピック・パラリンピック推進対策特別委員会が開催されオリンピック会場の見直しなどに関する報告と質疑が行われます。先日、カヌー会場に予定されている葛西臨海公園を視察してきましたが地元区からも要望が出されており、会場位置の見直しも検討されることになると思われます。競技や興業としてのオリンピック・パラリンピックの成功はもとより、建設費等が高騰する中で如何に会場等の建設コストを圧縮していくかも大きな課題になって参ります。特別委員会では、会派として意見も述べていくことになります。是非ご注目頂ければと存じます。
また、来週10月2日からは、毎年恒例の次年度予算に対する各種団体の皆様からのヒアリングも始まります。数十団体からのご要望を伺うことになりますが、都政に対する課題としてとても勉強になっています。都民の皆さんが少しでも暮らしやすい都政を実現していくために引き続き活動して参ります。
立川市議会議員選挙が終わる (2014.6.23)
昨日平成26年6月22日立川市議会議員選挙の投票開票が行われました。定数28日対し34名の候補者と近年まれに見る少数激戦の選挙戦でしたが、民主党は苦戦を強いられ、公認5名の内、1名が惜敗、推薦候補1名が当選し、全体としては5名の当選となりました。しかしながら現有議席から小川あきこ市議が出産後の体調不良のため出馬断念し今回をお休みをさせて頂いたので、実質マイナス2で有り、得票数、率共に大きく後退することになりました。
体制立て直しが急務の課題になります。
長島代議士とも近々に今後の展望と対策を協議したいと思っています。
なお、開票結果は民主党立川市支部のページか、立川市選挙管理委員会のページをご覧下さい。
平成26年第二回都議会定例会が始まります (2014.6.9)
明日10日より、都議会定例会が始まります。毎年6月の定例会はあまり大きな議案が提案されることはありませんが、今回は東京都が電力の販売契約を解除したことに伴い東京電力から違約金を求められていた訴訟の和解が成立したことに伴う補正予算、いじめ防止対策推進条例、過去不調になり再入札した契約案件等の議案が提出されます。
この中で特にいじめ対策に関する条例については国で法律が制定されたことを受け、都においても対策を講じていくために制定するものですが、条例をつくればいじめが無くなるものでもなく、学校教育の中でいじめを無くしていく教育環境を構築すると共に、いじめが発生したとき、いち早く発見し対応することによって子どもが自ら命を絶つことがないようなシステムを作っていくことが急務の課題です。
私も子を持つ親として、広く子ども達が健やかに成長していける環境構築に向けて取り組んで参ります。
是非都議会にご注目下さい。
立川においてはもう一つ、市民の皆さんに一番身近な自治体である立川市の議決機関である市議会の改選を迎えます。選挙戦は15日より始まり、22日が投票日です。皆様の代弁者を選ぶ大切な選挙にも是非、ご注目下さい。
平成26年第一回都議会定例会開会中(2014.3.18)
新年を迎え早2ヶ月半となります。年末の猪瀬前知事の辞任から、年始早々都知事選挙を経て、舛添知事が誕生し最初の都議会定例会が行われています。
舛添知事の出だしは、なかなか慎重な運転で、本会議場などにおける答弁は選挙で支援を受けた自民党・公明党にとても気を使っている印象です。
私の所属する民主党は細川候補を支援していたので一般的には野党という立場になりますが、二元代表制の元での地方議会としてはこれまで同様、是々非々の立場で望んでいます。
先週は予算委員会での予算審議が行われていましたが、今週は各常任委員会において予算の審査と付託議案の審議が行われています。
私は財政委員会の所属ですので、財務局に対しては、公共事業や公共調達における契約である公契約について、その可能性を含めた質問を17日に行いました。明日19日の委員会では主税局に対し、これまでも継続的に取り組んできた固定資産税の賦課徴収について、評価の間違えによって、都民の税金を無駄に費やすことがないよう対策・対応を促す質問を行う予定です。
委員会の記録に関しては、都議会のホームページに2,3ヶ月後になりますが掲載されますので、是非ご覧頂ければと存じます。
メリークリスマス&ハッピーニューイヤー (2013.12.25)
早いもので今年もあとわずかになって参りました。昨日は、都議会臨時会が開かれ猪瀬知事の辞職が承認されました。この1ヶ月、知事の徳州会側からの5000万円資金提供問題で大荒れの都議会でしたが、これで一つの幕引きとなります。今後は地検がどのような捜査をするか見守ることとなりますが、オリンピック・パラリンピック招致を成功させた知事の最後がこのような形になったことは返す返す残念でなりません。私が思うに猪瀬知事の問題は、もちろん職務権限を有する立場になろうとする者が迂闊にも都が補助金を出している法人関係者から資金提供を受けたことにありますが、そのことにもまして政治家として自身の潔白を主張する場で、その発言が2転3転し、信頼を失ってしまったことにあると思います。まさに言葉の力の欠如であったのでは無いでしょうか。作家猪瀬氏がフィクションライターであったのなら、うまく虚構を描けたのかもしれませんが、ノンフィクションライター故の結末だったのではとも思ってしまいます。いずれにしてもご自身で一つの責任を取られたことを良とし、私も辞職の議決には同意しました。来年2月9日には新しい知事が誕生します。都政の威信回復に繋がるような知事が選ばれるよう私も一都議会議員として行動していきたいと考えています。
今年は、私にとっても大きな意味を持つ1年でした。6月には民主党に対する逆風の中ではありましたが4期目の当選を果たさせて頂き、市議と合わせて議員活動も20年目となりました。そして9月には45歳にして初めての子どもを授かりました。人の親として自分の中でも何かが変わったような気がします。たぶん良い方向に変わっていると思いますので、来年も磨きをかけて頑張っていきたいと思います。来年は都知事選のみならず、6月には立川市議選も控えています。仲間の市議の当選に向けても頑張りたいと思います。
皆様にとっても来年が良い年でありますよう願っています。
平成25年第四回都議会定例会が閉会しました (2013.12.13)
平成25年12月13日、都議会定例会が閉会しました。今定例会は連日報道されているとおり、猪瀬知事の徳州会側からの5000万円資金提供問題で終始してしまいました。東京都にとっては、2020年オリンピック・パラリンピック開催都市を勝ち取りバラ色の年であったはずが、この問題で不名誉な年の瀬となってしまったことは残念でなりません。都議会の本会議や総務委員会での質疑を聞いていても2点3点する知事の説明にはあきれるばかりです。これまでの功績を考えると一日も早く身を処して頂きたいものです。
都議会民主党としては定例会最終日の討論でも申し上げたように、今後とも総務委員会などにおいて真相解明に努めていくと共に、知事不信任決議の提案も辞さない覚悟で取り組んで参ります。本日16日も総務委員会で集中審議が行われていますが、私の所属する財政委員会でも公金管理の在り方を切り口に某都市銀行の貸金庫も視察させて頂きました。このような事がなければ、一生のうちでまず観ることが無かった場所でした・・・
平成25年第四回都議会定例会が始まります(2013.11.28)
最近はフェイスブックのUPの方が手軽なため、HPは久しぶりの更新になります。明日29日より今年最後の都議会定例会が始まります。今定例会においては議案としては大きな争点になる案件はありませんが、にわかに問題になっているのは猪瀬知事の徳州会からの借入金問題です。
我々政治家の立場からすれば、選挙前に挨拶に行く目的は、選挙への応援依頼で有り
、その流れからすれば資金の提供は寄付であれ、借入であれ選挙の準備を目的としたものと考えるのが自然で、個人的と言われても???って感じてしまいます。
ただ、現状では心証として変でしょ!というだけで、私たち都議会議員には明らかにそれが嘘だという証拠が無いのも事実です。心証だけで人を裁くのは人民裁判のようになってしまうので現に慎まなくてはなりません。地検の捜査進展を見守る以外に真相を明らかにしていく決定打がないのはもどかしい限りです。手元に徳州会の裏帳簿があればはっきりするのですが・・・
まずは明日の本会議での知事所信表明で何を語るのか注目し、その上で代表質問等を通じて都議会民主党としても真相に一歩でも近づけるよう取り組んで行きたいと考えています。首都東京が闇に沈まないように!
なお、事後報告ですが、11月14日財政委員会の事務事業質疑で予てから取り組んでいる固定資産税の課税間違いの問題について主税局の対応を正しました。会議録が都議会のHPにアップされましたら是非ご覧下さい。
平成25年第三回都議会定例会が始まります(2013.9.17)
久しぶりのHP更新になります。明日18日より改選後初めての都議会定例会が始まります。今定例会においてはあまり大きな議案はありませんが、ご案内の通り9月7日のIOC総会において2020年オリンピック・パラリンピック開催都市が東京に決定しました。
フェイスブックには数回アップさせていただいておりますが、私も都議会派遣団の一員としてブエノスアイレスにおいて決定の瞬間を迎えました。東京都においては今年最大の目標を達成しましたが、今後歴史に残るようなすばらしい大会するための準備が進んで参ります。
子ども達にスポーツを通じて夢を自ら掴んでいくきっかけになる、震災からの復興に繋がる、世界中から多くの観光客が訪れる、そしてパラリンピックを通じて障がいを持った方にも住みやすく移動しやすい東京を実現していくための大会にしていければと考えています。
今定例会の中でも各会派それぞれの立場から、あるべきオリンピック・パラリンピック像が語られることになろうかと思います。是非ご注目頂きますようお願いいたします。
都議会民主党幹事長としてお世話になりました(2013.7.31)
本日7月31日をもって、都議会民主党幹事長の任期が満了します。昨年の8月1日、幹事長に就任して以来、まさに激動の1年でした。幹事長就任から約1ヶ月の間に様々な理由をつけながら4人が会派を離れ、12月には政権党の都議会第一会派から政権を追われた党の会派となり、民主党没落の中さらに2人が会派を離脱、迎えた都議会議員選挙では43名の仲間が15名にまで減少する結果となりました。この間、不肖な私を支えて頂いた会派の仲間、そして幹事長としてお世話になった関係各位には心より御礼申し上げます。
明日からは、会派の団長代理・顧問として、これまでの経験を活かしつつ、4年後多くの仲間が都議会に帰ってこられるよう会派の再出発を託した石毛新幹事長を支えていきたいと考えております。
本日、幹事長室の整理をし机の移動をすると共に、幹事長としての最後の仕事として、多摩地域においても東京においても大きな問題になる可能性がある横田基地へのオスプレイ配備に関して知事宛要請書を担当部長に託しました。
米軍の問題は防衛・外交問題でありますが、東京都としてはこれまでも横田基地の騒音等に関して、横田基地周辺市町基地対策連絡会(構成市町:立川・昭島・福生・羽村・武蔵村山・瑞穂)と連携して取り組みを進めてきました。今回のオスプレイ配備報道を受けての国への要請に、都が含まれていなかったため、都に対し情報の収集を進め、周辺自治体と連携し周辺住民の不安解消に向けて対処することを求めたものです。担当者には、都が推進している横田基地の軍民共用化にも、オスプレイ配備による横田の軍事的役割の増強は影響することが危惧されることも申し添えさせて頂きました。要請書は
都議会民主党のホームページをご覧下さい。
以上のもって、公式な幹事長としての役割は終了です。今夜、誰も居ない会派控室の照明を消して退庁してきました。改めてお世話になった皆様、ありがとうございました。
新しい任期のスタートにあたって(2013.7.23)
本日7月23日より、都議会19期の新しい任期が始まりました。8月上旬に予定されている臨時議会までは、現行の控室を利用できるため空間的な違いはあまり感じなかったものの、43名いた控室に15名しか残っていない新たなスタートに何とも言えない物寂しさを感じる日でした。
昨年の総選挙での大敗、そして都議選で多くの仲間を失い、さらに今回の参議院選挙の壊滅的な敗北と民主党は凋落の一途をたどっています。民主党に所属する一議員として虚しさを感じます。特に東京選挙区において、苦渋の選択として候補者を一人に絞ったことにも拘わらず、その是非やタイミングについては見解は分かれるものの、党の決定に一議員ならともかく代表経験者が公然と反する行動を取るなど以ての外であり、改めてまとまりの無い党であることを有権者に披瀝してしまったこと残念でなりません。
党としては処分を検討するとのことであり、当然の対応と思いますが本来であれば元代表自身がその進退を考えるべきです。今回、細野幹事長が自らの進退を明らかにしたことはせめてもの救いですが、代表の選挙直後の続投宣言には首を傾げざるを得ません・・・結果として続投することになったとしても・・・私の感覚とは違うんだなぁと思いました。
さて、話を都議会に戻しますが、本日、新しい任期の始まりにあたり都議会民主党の総会を行い、8月1日以降の新役員を決定しました。会派の申し合わせにより、任期1年目の幹事長は民主党都連の会長・幹事長、そして会派幹事長である私の3人で任命し総会での了承を得ることになっているため、本日の総会にて私より、3期生の石毛茂議員を提案し了承を得ました。
会派の中には私に続投をとの冥利に尽きる話をして頂いた方々もおりますが、私の中では当初よりこのような都議選の結果に終わってしまった中、会派の再生を期していく上で、人心の一新を図り次世代の育成を行っていかなければならない。また時の幹事長として一つのけじめをつけるべきと考えていましたので、同期の山下前幹事長とも相談し、石毛新幹事長にお任せすることとしました。私は8月1日以降、団長代理・顧問として、新幹事長を支えていくご意見番として責任を担って参ります。どうぞ、都民の皆様におかれましては、都議会民主党の活動にほんの少し目と耳を傾けて頂ければと存じます。
選挙戦を終えて(2013.6.30)
平成25年6月23日執行の都議会議員選挙から1週間が経ちました。私自身は、16,012票を頂き4期目の当選を果たさせて頂きましたが、今回の選挙では多くの同志を失い、結果15議席と都議会第4党にまで後退しました。また投票率も前回比10%も低下するなど都民の都政への関心が薄いことも課題として残りました。この4年間、私も会派の政策調査会長、幹事長を務めながら、より都民に感心を持ってもらえるよう条例案の提案を含め、都議会の文化を変え、闊達な議論が行われる議会を目指してきましたが、都議会民主党の活動を都民に伝播しきれなかったことは残念でなりません。残った仲間達ともう一度、都議会民主党に任せてやろうと思って頂けるよう、小粒でもピリリと辛い会派をめざし一議員として、頑張って参りたいと思っています。
都議選に向けて(2013.6.10)
定例都議会も閉会し、いよいよ14日金曜日から都議会議員選挙も始まります。現職の議員にとっては、この4年間の活動をご評価頂く、いわば効果測定試験のような側面も、私自身は会派の役員として全力で駆け抜けた4年として自負もありますが、果たしてどのような評価を頂けるものか・・・
4年間、また都議会議員として活動した12年間の集大成としても、選挙戦を通じて都政での取り組み、今後の都政への夢を語っていきたいと思っています。最後のアナログ選挙で戦う都議選では、告示後はホームページ等の更新が出来なくなってしまいますので、これが最後の更新となるかもしれませんがまた良いご報告が出来るよう頑張って参ります。
ぎりぎりまでの情報はFacebookをご覧下さい。
平成25年第二回都議会定例会閉会(2013.6.7)
任期中最後の定例都議会が6月7日閉会しました。
会派として提案していた「がん対策推進条例案」は自公の賛成多数により継続審議となり任期満了を持って廃案になる見込みとなりました。条例案に異議があるのであれば賛否を明らかにし採決するのが王道であるとおもいますが、その部分をあやふやに継続審議廃案に持ち込むのはまさに決められない政治を具現化しているようで、同じ議会人として残念でなりません。
都議会民主党は引き続き行動する政策集団として決める政治を実現するため前進して参ります。
酒井大史が6月4日本会議にて行った代表質問の模様は都議会のホームページから全文を映像でご覧頂けます。またアーカイブのページからは、ダイジェスト版がご覧頂けます。
平成25年度予算原案と復活予算。 (2013.1.26)
新年あけましておめでとうございます。昨年末の総選挙では民主党にとっては大変厳しい審判を受けましたが、今年は民主党の原点を踏まえ納税者・働く者・生活者に視点を定め、未来に希望が持てる社会の実現を東京からも進めて参ります。引き続きのご指導ご鞭撻宜しくお願い致します。
さて、東京においては猪瀬新知事をいただき、先週から予算編成の大詰めを迎えていました。18日に示された予算の原案では、都税収入が今年度当初比1600億円増と明るい兆しが見える中、一般会計規模で6兆2600億円という増額予算が示されました。原案の発表を受け、200億円の復活予算要望を都議会民主党としても行いました。写真は猪瀬知事への会派要望の場面です。 この復活予算の制度は、かなり出来レース的な側面もありますが、都議会への一定の配慮として行われています。都議会民主党としては、財政的に厳しい状況にある市町村への総合交付金や商店街事業補助金の増額を求めると共に、新規事業として訪問看護ステーションIT化支援事業、高年齢者雇用安定法改正に伴う特別調査などの要望を行いました。その結果、昨日25日に示された復活予算案では新規要望した2つの案件についてはそれぞれ35百万円の予算が示され、増額要求していた項目についても満額あるいはそれ以上の予算が配分されました。平成25年度予算案については、来月20日から始まる定例会にて審議されます。定例会では私も会派幹事長として代表質問を行う予定ですので、是非ご注目下さい。
平成25年度予算に対する会派要望。 (2012.12.21)
12月20日、都議会民主党として、猪瀬直樹都知事に平成25年度東京都予算編成に対する要望を提出しました。これは毎年予算編成作業が行われるこの時期に要望しているもので、都議会民主党のみならず、他会派も行っています。今年は猪瀬新知事が誕生した直後で有り、都庁側も日程的に厳しい中での予算編成になりますが、民主党としての要望書を手渡すと共に、私からは「二元代表制の両翼として共に都政を前に進めていきましょう」と申し上げ、積極的な意見交換も行っていくことを確認しました。要望の詳しい内容はこちらからご覧下さい。
民主党代表選挙に対し申し入れ。 (2012.12.19)
12月18日、都議会民主党の幹事長として、埼玉県議会民主党・無所属の会、民主党・無所属ネット大阪府議会議員団、民主党かながわクラブ神奈川県議会議員団、それぞれの幹事長連署で、民主党代表選挙に関し、輿石東民主党幹事長、江田五月中央代表選挙管理委員長に対して、申し入れを行いました。
民主党の大敗を受け、野田佳彦代表が辞意を表明されたことにより、新代表選出の選挙が行われることになります。しかしながら、この選挙の方法を巡って民主党規約の例外規定を適用し、国会議員だけで決めようとしていた向きがあったため、代表選挙規則通り、都道府県連の代議員を含めた選挙を行うよう求めたものです。党存亡の危機とも言える状況の中、立て直しを図っていく民主党の旗頭たる新代表の選出を、国会議員だけで決めるということは、最前線で活動している地方議員や党員・サポーターの存在を否定、蔑ろにすることで有り、何ら反省の色すら見えないとの思いからの行動です。結果、代表選挙は延期となりましたが、党内民主主義の確立とこのような状況の中でも民主党を応援して頂いている方々の思いが届く党運営になるよう行動していきたいと思っています。申し入れの内容は都議会民主党のHPをご覧下さい。
衆議院総選挙と都知事選挙。 (2012.12.17)
12月16日、衆議院総選挙と都知事選挙が行われ、国民・都民の判断が示されました。
衆議院総選挙は、民主党の大惨敗に終わりました。3年3ヶ月の民主党政権に対する国民の審判で有り、その結果は真摯に受け止め、今一度国民の信頼を得られる政党へと進化していかなくてはならないと民主党に所属する一地方議員としても考えています。今回の大敗は、政権交代時にお約束したマニュフェストがあまりに大風呂敷を広げすぎてしまったこと、そして民主党には「議論したら決める、決めたらまとまる」政治文化が欠けていたことにあると思っています。政権を担当させて頂いた経験を活かし建設的な野党として、是非国会議員の皆さんには活動して頂きたいし、内部対立に終始しない政治文化を是非築いて頂きたいと切望しています。
民主党にとっては、大敗となった総選挙でしたが、私が選対本部長を務めた長島昭久防衛副大臣は小選挙区で生き残ることができました。選挙期間中、北朝鮮のミサイル発射があるなど、候補者本人が公務で地元にいられない中の戦いでしたが、外交・安全保障の専門家として議員活動を評価して頂いた結果と嬉しく思っています。ご評価頂いた有権者の期待に応えるべく、全力で活動してくれるものと確信しています。(公職選挙法で当選御礼は禁止されているので、選対本部長の立場も有り、この程度の表現でご容赦下さい。)
さて、総選挙の影になり盛り上がりを欠いた感がある東京都知事選挙には、私も個人的に応援していた猪瀬直樹氏が当選されました。前知事に比べると話しやすい知事ですので、都民の福祉や生活向上に向けて、積極的な議論、意見交換をしながら都政を前へ進めていきたいと思っています。
衆議院総選挙と都知事選挙。 (2012.12.17)
12月16日、衆議院総選挙と都知事選挙が行われ、国民・都民の判断が示されました。
衆議院総選挙は、民主党の大惨敗に終わりました。3年3ヶ月の民主党政権に対する国民の審判で有り、その結果は真摯に受け止め、今一度国民の信頼を得られる政党へと進化していかなくてはならないと民主党に所属する一地方議員としても考えています。今回の大敗は、政権交代時にお約束したマニュフェストがあまりに大風呂敷を広げすぎてしまったこと、そして民主党には「議論したら決める、決めたらまとまる」政治文化が欠けていたことにあると思っています。政権を担当させて頂いた経験を活かし建設的な野党として、是非国会議員の皆さんには活動して頂きたいし、内部対立に終始しない政治文化を是非築いて頂きたいと切望しています。
民主党にとっては、大敗となった総選挙でしたが、私が選対本部長を務めた長島昭久防衛副大臣は小選挙区で生き残ることができました。選挙期間中、北朝鮮のミサイル発射があるなど、候補者本人が公務で地元にいられない中の戦いでしたが、外交・安全保障の専門家として議員活動を評価して頂いた結果と嬉しく思っています。ご評価頂いた有権者の期待に応えるべく、全力で活動してくれるものと確信しています。(公職選挙法で当選御礼は禁止されているので、選対本部長の立場も有り、この程度の表現でご容赦下さい。)
さて、総選挙の影になり盛り上がりを欠いた感がある東京都知事選挙には、私も個人的に応援していた猪瀬直樹氏が当選されました。前知事に比べると話しやすい知事ですので、都民の福祉や生活向上に向けて、積極的な議論、意見交換をしながら都政を前へ進めていきたいと思っています。
衆議院総選挙と都知事選挙。 (2012.11.25)
11月16日、衆議院が解散されました。3年2ヶ月ぶりに、また民主党政権としては初めての審判を受けることになります。今回の総選挙は、誰もが思っているとおり民主党にとっては厳しい選挙戦になることと思います。多くの国民が民主党はマニュフェストを守っていない、うそつきだと言っています。
確かに鳩山総理の普天間の発言は迷走し結果、元のプランに戻るというお粗末なものでした。菅総理に関しては、明確なプランもないまま参議院選挙において消費税増税を言い出し民主党が敗北、その結果、ねじれ国会になり政策実現に大きな障壁を作ったこと、未曾有の大震災であり想定外の事態が続いたとは言え、対応が後手後手に回ってしまった感があることなど、国民やとりわけ民主党に期待を寄せて頂いた方々にはお詫びのしようもありません。マニュフェストの達成度合いについても、震災への対応が生じたものの、そもそも財源捻出の見積もりが過大であったために充分とは言えない現状も率直に認めなくてはならないと思います。
しかし、民主党政権が目指した、従来のコンクリートよりも子どもを中心とした人に投資する政策が本当に間違っていたいたのかどうかは是非、国民の皆さんに考えて頂きたいと思っています。14日の党首討論における野田総理の決意、これまで将来世代に先送りにしてきた社会保障の財源確保の問題など、ポピュリズムに走るのではなく真に国民の、日本の行く末を思い決断し行動したきた決意を是非ご理解頂ければと思っています。
地元、東京第21区では同志である長島昭久防衛副大臣が審判を受けることになります。防衛外交を専門とする数少ない政治家で有り、今こそこの国に必要な人材であると確信しています。是非、彼の声に耳を傾けて下さい。
さて、この解散によって影響を受けたのが都知事選挙です。知事選自体、石原前知事の突然の辞任に起因するものです。民主党は知事候補として舛添参議院議員に出馬要請していたようですが、衆議院解散を受け、新党改革の代表として選挙に専念するとの理由で辞退されました。この時点で独自候補の芽はなくなりましたが、応援できる候補はいないか模索を続けて参りました。この間、松沢・猪瀬・宇都宮の三氏が都議会民主党の幹事長である私の元に出馬の挨拶にお越し頂きました。とりあえずただ挨拶に来たという方、国の民主党の支援は希望しないという方、全ての党に支持して欲しいと要請した方、それぞれの立ち位置を踏まえ、政策等も見比べながら、会派にて検討しましたが、それぞれ一長一短が有り、「特定の候補を会派全体として応援すると言うことはしない」、「民主党存亡の危機で有り、衆議院議員選挙を最優先で取り組み、都知事選はそれぞれ地元の衆議院選挙に利するように対応する」という結論に22日の総会で決定しました。この件についてはすでに新聞やテレビ報道でも私のインタビューでお答えしているとおりです。幹事長である私としては会派の皆さんが一致して応援できる候補を決定できればと思っていましたが、今回の対応が今の民主党の姿で有り、私の力不足の結果であると思っています。
しかし、2元代表制である地方自治体においては、仮に応援した知事であるか否かを問わず、全てを賛成あるいは反対と言うことではなく、是々非々の対応になるのが本筋で有り、石原都政に対しても同様の対応を取ってきました。新知事に対しても会派としてのスタンスは変えずに取り組んでいきたいと考えています。因みに酒井は誰を支持するのかと聞かれれば、猪瀬さんの政策が過不足無く、支持しやすいと思っています。
平成24年第四回都議会定例会が11月30日開会します。 (2012.11.22)
今週30日より、平成24年第四回都議会定例会が開会します。今定例会は、知事不在という異例の議会と言うことで、既にマスコミ等にも報道されているとおり、会期を大幅に短縮して行われることになりました。報道等では、都議会が選挙のために充分な審議もしないのではないかという論調になっているので、議会運営委員長という立場も有り若干実態を説明させて頂きたいと思います。
繰り返しになりますが、今定例会は知事不在という異例の定例会であります。本来であれば来年度予算案を編成している時期で有り、予算案作成に活かされるような提案をそれぞれの会派が行う事が通例です。しかし、知事選を経て知事が12月18日に就任される状況の中、予算編成も新知事の方針によって変わる可能性も有り、また新知事が就任される前に政策的議案を提出すべきではないことから、今定例会には必要最低限の議案のみ提出されることになります。国有化によってその使途が決まっていない尖閣諸島に関する寄附金の扱いも、新知事が決まってから対応すべきと担当局に私からも要請しました。
それ故に、議案としては職員の給与条例の一部改正や国の法改正に対応しなければならないもの、入札の結果を受けた契約案、都知事選挙と衆議院議員選挙の係わる補正予算の専決処分に限られることになりました。
マスコミが報道するように選挙期間のため定例会を短縮したという理由もありますが、議案審議のための時間は確保してあり、また定例会ごとに行われる代表質問・一般質問も半分に短縮しましたが、短縮した日程については新知事が就任した後の次回定例会に上乗せしようとの話もした上で全ての会派が合意した対応ですので、ご理解頂ければと存じます。
都議会臨時会開会。石原知事の辞任を同意。 (2012.10.31)
本日、都議会臨時会が行われ25日に辞任を表明され都議会議長に辞表を提出された石原知事の辞任が同意されました。
石原知事の13年間の功罪については、立場によって評価が分かれるものと思いますが、彼の2期目の選挙を影ながら応援した私にとっては、一抹の寂しさも感じる議決でもありました。私の評価する知事の施策は何と言ってもその発進力に基づき東京から日本を変えていくという気概の元、排気ガス規制を行ったり、横田基地の軍民共用化を提案したことが一例としてあげられます。また地道な取り組みとしては前職知事から受け継いだ都政の財政状況の改善に努めたことも大きな功績であったと思います。その一方で新銀行東京の問題では1000億円以上の都民の税金を毀損しておきながら、その責任の所在が明らかになっていないという問題があり、再建計画が一応うまくいっているのであればこそ設立当初の目的を逸してしまった銀行から早期に撤退すべきであったと思っています。また尖閣諸島に関する寄附金の扱いもそのまま、オリンピック招致も置きざりと、都政投げだしの批判を受けざるを得ない状況にあると思います。
都政を去る方に恨み節をいっても詮無きことですので、卓偉希なる知事の功績を受け継ぎつつ、負の遺産を整理できる新しい方に是非東京の舵取りをして頂きたいと思っています。
知事辞任表明以降、私の所にも連日マスコミの皆さんから次の知事候補に関する取材が殺到しています。すでにその内容は一部のテレビで放映されたり、新聞にも掲載されていますが、知事選候補者に関しては、現在の所全く白紙の状況です。少なくとも都議会民主党としては、私たちの政策理念を理解し、それを受け止め実現に向けて取り組んでくれるであろう方を応援していきたいと思っています。それが独自候補であればベストですが、前回の都知事選の時のように独自候補にこだわり出す出すと最後の最後まで大口をたたきながら出せなかったという同じ轍はふまないように、独自候補にはこだわらず、幅広い選択肢から選ぶことができる柔軟性を持ってあたるべきと考えています。場合によっては他党と結果として同じ候補を応援することになっても有りだと思っています。民主党の政策実現を図っていくためには、全ての選択肢を排除せず取り組んでいきたいと考えています。
石原知事には本日、おやめになるのは残念ですと申し上げたら、民主党には是々非々で対応して頂いたとの発言。さらにお身体に気をつけて頑張って下さい。つい最近まで調子悪いといっていましたがすっかり元気になって良かったですねと申すと、元気になって良かった旨の返事がありました。私より3廻り上の申年、80歳、まだまだ元気なようです。こういったおじいちゃんが頑張らなくても良い日本を作るために私を含め若い政治家は頑張っていかないとという気持ちを新たにした一日でした。
平成24年第3回都議会定例会が閉会。都連副会長に就任。 (2012.10.14)
4日、平成24年第4回都議会定例会が閉会しました。今定例会は私が都議会民主党の幹事長に就任して最初の定例会となりました。知事提案の議案については専決議案を除き大きな争点となるものはありませんでしたが、私がこの10年余ライフワークとして取り組み、会派としてもプロジェクトチームを作り準備を進めてきた犯罪被害者の方々などの権利を守り支援を進めるための条例である「東京都犯罪被害者等基本条例案」と「東京における自然の保護と回復に関する条例の一部を改正する条例案」を議員提案しました。
犯罪被害者支援に関しては、これまでも幾度となく都議会で取り上げ都としての支援策も進みつつありますが、現行の支援計画は目標値や達成に向けた年次計画もなく、また都民への周知も充分に広がっていない状況にあります。そこで広く都民に被害者支援の重要性を周知し、基本的な支援策の方向性は条例で規定し、計画ではより実施目標を明確化することを求めてきました。しかし、都は支援計画があれば充分と条例制定については腰が重い状況が続きました。議員提案の条例は予算権を縛ることができないためどうしても踏み込んだものにはできないため、行政提案がベストだと考えていましたが、東京における被害者支援を進めるため、現在考え得る最善の条例案として今回議員提案を行いました。ポイントは支援条例ではなく基本条例とし、被害者支援は施しではなく権利であるとの思いを込めたこと並びに犯罪被害者当事者を含めた推進会議を設置し、そこで支援計画をつくりチェックをしていくことにあります。
総務委員会の質疑の中で他会派から国が経済的な支援策を検討しているのになぜ今都条例で経済的な支援策を列挙するのか、条例の目的や定義が基本法と同じではないかといった質疑などが行われました。目的や定義が基本法と同じなのはむしろ当たり前であり、支援策についても国とは別に都が行いうる支援策を講じていく必要があると思います。どの会派も被害者支援の必要性は認めているものの、本筋とはちがうところで意見思惑の相違があり、委員会では佐藤ゆみ議員が提案者として質疑に一生懸命応じましたが自民・公明の反対により否決されてしまいました。私にとっては何年にもわたって暖めてきたものであり、残念で仕方ありません。幹事長としては、委員会質疑について佐藤議員にだけ負担をかけてしまったことを申し訳なく思っています。私も委員会所属を変更してでも共に答弁に立つべきであったと後悔し、反省しています。
本会議においては東京維新の会も反対しました。もう一つの条例案含め、否決となりました。都議会民主党から離脱した議員が反対に回ることは、これまでともに議論してきた政策課題であるだけに腑に落ちない思いもあります。今後の議会戦略を考えさせられる定例会最終日となりましたが、政策提言できる会派として、今後も議員提案は行い、他会派の理解も得られるよう働きかけていきたいと考えています。また今回否決された条例案についても他日を期したいと思っています。
定例会が終わり11日には民主党東京都連の定期大会がありました。今大会では会長選挙があり中山義活衆議院議員が会長に当選され、私も都議会民主党幹事長として副会長に指名されました。また、区市町村議会議員の皆さんと調整した都連規約の改正と規約改正検討委員会の設置も承認されました。
平成24年第3回都議会定例会が開会します。 (2012.9.17)
明後日19日より、平成24年第3回都議会定例会が始まります。今定例会においては、知事提出案件として条例案15件を始めとして32件の議案が提案される予定です。また、議員提出議案として、私たち都議会民主党から「東京都犯罪被害者等基本条例」と「東京における自然の保護と回復に関する条例の一部を改正する条例」案を提出予定です。前者は私がこの間、議員としてのライフワークとして取り組んできたもので会派におけるプロジェクトチームにて成案をまとめたものです。また後者については室内緑化を進めていくために既存条例の一部を改正するものです。現在成立を目指し、他の会派にも共同提案を呼びかけています。是非ともご注目頂ければと思っています。
現在、都政における課題の一つに尖閣諸島の公有化の問題がありましたが、9月11日に国有化されたことに伴い、今後は14億円を超える寄附金の扱いが議論されることになります。昨年9月に尖閣諸島等に関する問題について野田総理宛要望を行いましたが、国有化を受け11日に改めて長島総理補佐官を通じて総理宛要望書を提出しました。内容は都議会民主党のHPに掲載していますのでご確認下さい。
9月12日に行われた議会運営委員会で委員長に選任されました。都議会の円滑な運営と活発な議論が展開されるよう取り組んで参りたいと思っています。
都議会民主党幹事長に当選。 (2012.7.5)
昨日4日、都議会民主党の幹事長選挙に当選しました。都議会民主党では8月1日から翌年の7月31日までが役員の任期となっていますが、会派の代表である幹事長は会派所属議員による選挙にて選ばれることになっています。ここ数年は立候補者が1名であったため選挙にはなりませんでしたが、今回は私を含め2名が立候補したため選挙となり、結果有効投票数45票のうち37票をいただき私が当選させていただきました。今期3年間会派の政策調査会長として、大沢・山下両幹事長と積み上げてきた会派運営を継続する共に、これまで会派内で議論してきた条例案の提案を含め、政策実現の都議会民主党を目指し会派運営にあっていく所存です。正式な就任は8月1日ですが、地元の方々には引き続き都議会での仕事が増えるため立川にいられない期間が続きますがご理解いただければと存じます。
都議会民主党幹事長就任と所属議員の会派離脱について。 (2012.9.1)
8月1日、都議会民主党の幹事長に就任し、本日1ヶ月が経過しました。今期ラストイヤーにおける幹事長として来年の都議選も見据えながら都議会民主党としての政策を推進すべく、政策調査会長に大塚たかあき議員、総務会長に斉藤あつし議員を擁し、他に多くの有能な仲間を役員として迎えスタートを切りました。民主党の党勢を考えると来年の都議選も厳しい状況が想定されます。私も5回の選挙を経験した中で追い風を受けての選挙は前回の都議選だけであり、党にどのような風が吹いていても、現職議員にとっては4年間の議員活動の評価をして頂くのが選挙であり、その評価に耐えうる者が議席を守ることが出来ると考えています。その前提のもと、会派の幹事長として、各人の努力の上に会派としての政策実現によるイメージアップをどれだけ上乗せ出来るかが、その役割の一つであると考えています。政策にホームランは滅多にあるものではありません。シングルヒットを一つ一つ積み上げ評価を高めていきたい、その思いのもと、これまで政策調査会長として会派の仲間達と暖めてきた政策課題や条例案などを第三回定例会から提案していこうと思っていました。
しかしながら、既に報道等でご案内のことと思いますが、ここ数日間で4名の議員が会派並びに民主党を去り、戦力ダウンは必死の状況となりました。水曜日、1人目の議員から会派離脱届けを出されたときは、こういうことをまさに青天の霹靂というんだと実感するほど、ビックリしましたが2人3人と続くとビックリするより憔悴する自分を感じるようになりました。今期、大沢・山下両幹事長の時代にも会派離脱がありましたが、きっと同じように感じたんだろうなと改めて会派のトップの責任の重さを実感しました。4名の内3名の公式見解は民主党政権並びに党に対する不満であり、残り1名は公式見解はわかりませんが私に話した理由はこれまでの会派執行部のご当人に対する扱いであると言うことです。3名の方々も公式見解の他にも色々な思いがあるようですが・・・ いずれにしても国政のあり方を理由にするのであれば離党はしても会派は共にしていかないかと慰留しましたがそれぞれの思いは堅く、会派離脱届けを受理することとしました。各人と話をする中である方には、50人という会派に所属することによって守られていた活動というものもあるのではないか、大きな会派に所属する以上それぞれが少しづつ我慢しながら会派を組んでいるのであり自分の考えと違うから会派を離脱するというのは如何なものか、また民主党政権とその政策に我慢が出来ないというのも民主党の公認として議席を得た者が党内でその政策を変えていく努力もしないで嫌だからやめるというのでは投票をしてくれた有権者を裏切ることになるのではないか、民主党だから投票してくれた方々に対して4年間はその党のなかで活動していくのが筋ではないか、という趣旨の話もしましたが、私とは考え方が違うようでした。
都議会民主党は国政とはひと味違うと思って頂けるようこの間活動してきたものの、国政と同じように党勢の傾いた党から議員が去ってしまう状況に都議会民主党もなってしまったこと、仲間を失ったことの思いと共に返す返す残念であり、ご期待を寄せて頂いている都民の皆様には会派を代表してお詫び申し上げます。
晴天の友より雨天の友と申しますが、このような状況の中でも都議会民主党の一員として頑張っていこう思っている同志と友に、都民の信頼を得られる会派たらんと決意を新たに進んで参ります。
都議会定例会閉会。都民投票条例原案に反対。丹羽大使更迭申し入れ。 (2012.6.21)
昨6月20日、平成24年第二回都議会定例会が閉会しました。今定例会に知事提出されていた議案については、原発に関する都民投票条例を除き。可決しました。本日の朝刊等で報道されているとおり、私は都民投票条例の原案に反対しました。その理由の一部は朝日新聞及び東京新聞に記載されましたが、至ってシンプルで有り、議員としてまた、政治家として当然の事だと思っています。私の見解は、6月17日付の文章も記載していますが、原発は国策で有り、その是非を問うのであれば国民投票で行うべき。ただし、原発による発電のメリットとデメリットをしっかりと国民に情報提供した上で、その結果については国民がたとえどのような状況になっても享受する覚悟を持って国民投票をおこなうこと。そのリスクを負えないのであれば、判断は有権者によって選ばれた議員に任せるべきと考えます。また、私の原発に対する考え方は、将来的には無い方が良いと思っています。20年30年と期限を切って、国際的なエネルギー戦略を考え、極力、地熱発電等に変えていくべきと思っています。
そのような基本的な考えを持っていますが、会派政調会長として、会派内の幅広い意見を集約し政策立案していくお役目上、修正案を作成しましたので、この修正案の範囲内であれば、自分の意思を抑えて都民投票も良としました。しかし、修正案が否決され、原案については会派において党議拘束をかけないと決定したことから、自身の原点に戻るとともに、修正案作成にあたって問題とした条項及び重大な事実誤認が含まれている条例案を認めるわけにはいかないとの理由で反対しました。以上が自分の意思です。有権者の方にはご理解いただけるものと確信しています。
なお、採決が終わりましたので明らかにしますが、今回修正案を作成している段階で、会派3役にて直接請求の代表者の方々からご意見を伺いました。その折、請求代表者の大学教授から、条例案に反対したら落選運動をおこす旨、脅しとも取れるような発言が有り、私はそのような脅しに屈して自分の考えを変えるような政治家はいないと申し上げました。直接請求に署名した有権者の方はそのほとんどが純粋な気持ちで参加したものと思いますが、その請求代表者が教育者であるにもかかわらず、かくのごとき信条を持っていることは残念というしかありません。
話は変わりますが、今定例会では尖閣諸島の購入についても議論になりましたが、過日、丹羽中国大使が尖閣諸島に関して明らかに国益を害する発言を行いました。官房長官もただちにこれは政府の考えではない旨発言し、外務大臣も注意をしたようですが、このような人物が全権大使として赴任していることは日本の恥で有り、国民を冒涜することにも繫がると思います。そこで野田総理及び玄葉外務大臣宛、「丹羽宇一郎中華人民共和国駐箚特命全権大使の更迭を求める」申し入れを長島総理大臣補佐官に行ってきました。申し入れの内容については都議会民主党のホームページをご覧下さい。
原発稼働に関する都民投票条例、修正案提出へ。 (2012.6.17)
6月15日、都議会民主党と生活者ネット・みらい合同で記者会見を行い、原発稼働に関する都民投票条例案の修正案を提出することを表明しました。正式には18日開催の総務委員会にて提案し、質疑、採決が行われることになります。会派内には、原案賛成から原発の稼働の是非とは別に住民投票自体反対と幅広い意見がありましたが、最終的には修正案提出ということで意見の集約を見ました。私自身、原発自体は無いに越したことはありませんが、現状代替エネルギーがなく、化石燃料に頼らざるを得ない状況のなか、国民の富が海外に流出していることは看過できず、国の経済、国民の生活を守るためには原発の再稼働はやむを得ないと思っています。その上で、原発の稼働の是非を問うのであれば、本来、一消費地の住民が生産地の住民の意見も踏まえず、イエス・ノーだけを言うので無く、広く国民投票を行い、原発稼働のメリット、デメリット、さらに再稼働しなかったときの経済や国民生活に与える影響等も甘んじて受け入れる覚悟を持って判断するべきだと思っています。
しかし、直接請求まで行った都民の思いを斟酌し、また会派政調会長として会派の最大公約数の意見を集約する立場を踏まえ、原案における、事実誤認や法令に抵触する部分、投票権者に係る問題など条例として見過ごすことの出来ない点を修正し、さらに原発政策における原則を加筆する形で修正案を取り纏めました。記者会見の模様はNHKのニュースでも取り上げられたようですが、都民投票の成否とは別に都民、国民の皆さんには感情的に原発が良い悪いだけではなく、この国のエネルギー政策と経済の有り様について是非考えていただきたいと思っています。
平成24年都議会第二回定例会が始まります。 (2012.6.5)
6月5日より都議会第二回定例会が始まります。今定例会では新設の条例案2件を含む27件の議案が提案される予定です。その中でも議論を呼ぶのは直接請求の成立に伴い提案される「東京電力管内の原子力発電所の稼働に関する東京都民投票条例案」です。本条例案には我が会派内で賛成反対両意見が有ります。政調会長という立場ですので、現段階では自分の意見を公表するのは差し控えますが、本条例には法令上問題のある条項等もあり、現在、修正案作りを政調会で行い会派内での意見集約を図っています。また来年7月の任期満了を控え、都議会のあり方検討委員会で都議会選挙区定数のアンバランスについても各会派で議論が行われています。意見の一致が見られたときには今定例会中に議案として提案されることになります。
さらに、都議会民主党提案の条例案の提出も検討中です。
尖閣諸島の購入について (2012.6.5)
石原知事が尖閣諸島の購入を表明し、現在都では寄附金の受付を行っていますが先日10億円を超えたとのことです。中国からの不当な侵略を防ぎ国土を防衛しようという意識の高まりを感じます。この件については多くの方から都議会も是非賛同をとのメールを頂きますが、都議会に議案として提案されるのはまだ先になると思われます。
尖閣諸島のみならず、東京に属する沖ノ鳥島の問題、さらには水源林の確保の問題については私も以前から憂慮しており、昨年9月に野田総理宛申し入れも行っています。昨年、民主党政権が逮捕した中国人船長を釈放したことに批判が起こりました。私もこの件についてはどうかとは思いますが、民主党政権以前は拿捕することもなく見過ごしていたのですから、それに比べればマシで有り、あの一件を通じて国民世論が高まったという点からすれば、瓢箪から駒であったと思います。
本来、国土の防衛は国の責務で有り、国が毅然とした態度で尖閣諸島の購入という観点だけでなく自衛隊等の派遣も含め考えるべきです。それが出来ていない状況の中で石原知事の発言は、信条として理解できます。その一方で原資が寄附であれ、都の支出で都外の土地を購入する以上、都民の利益に繫がるという理由付けが必要です。感情論でただ買えと言えないのが議員の立場です。私自身も何か良い理屈がないかと考えています。
2020年オリンピック立候補都市に選定。(2012.6.5)
5月23日(現地時間)、2020年オリンピック・パラリンピックの立候補都市に東京がイスタンブール、マドリードと共に選定されました。
よく民主党はオリンピック賛成なのかといわれますが、賛成です。前回失敗した招致計画に関しては、有明に新たなスタジアムを建設するなど過剰な投資計画等があったため、注文を付けていましたが、今回は民主党政権の下、2019年に開催が決まっているラグビーのワールドカップに向けて改修をしなければならない国立競技場をメインスタジアムにするなど、都議会民主党として注文を付けていたことも取り入れられ、招致経費についても縮減がはかられており反対する理由がありません。招致経費75億円は前回の半額で有り、都費はその半分、さらにオリンピック基金の果実がすでに100億円以上ある中で、お金に色はついていませんが招致経費についてはその果実の範囲内で有り、都民の税金を新たに費やすことにもなりません。
今回の選定においてマイナス意見として環境や電力不足があげられましたが、まさに東北三県の震災からの復興のみならず、観光客が減ってしまったこの東京自身も復興した姿を世界に示し、日本経済の復活にも繋げていかなくてはなりません。もちろん、子どもたちにスポーツを通じての夢を見て貰うことも大切です。招致活動の最大の課題は支持率の低さです。石原知事もちょっと言い過ぎな発言もされましたが、都民国民全体で招致機運が高まるよう取り組みを進めていきたいと考えています。
平成24年都議会第一回定例会開会中、予算委員会も開始。 (2012.3.13)
2月22日より都議会第一回定例会が開会しています。本日からは予算特別員会が始まり、平成24年度東京都一般会計予算他予算案の審議が始まりました。本日は政調会長代行の門脇議員が民主党を代表して総括質疑を行いました。政調会長である私の出番は、予算委員会最終番の26日に行われる締め括り総括質疑です。会派を代表して午後1時より行いますので是非ご注目下さい。
また今定例会に議員提案した「東京都がん対策推進条例(案)」は3月8日の本会議で正式上程され、厚生委員会に付託されました。19日の厚生委員会の中で、提案者以外の委員会ら質疑を受けることになります。都議会民主党内のプロジェクトチームにて検討を重ねてきた自信作ではありますが、質疑の中で仮に他会派から修正の申しれがあった場合にも柔軟に対応し、成立を目指していきたいと考えています。都民の健康と生命に少しでも寄与できるように。
平成24年都議会第一回定例会が開会します (2012.2.19)
2月15日、22日に招集される都議会第一回定例会の開会が告示されました。今定例会には一般会計規模で6兆1,490億円に及ぶ平成24年度予算案を始め条例案など134件(+人事案8件)が提案されることが示されました。また、現在、自民党・公明党など他の会派にも共同提案を呼びかけている「東京都がん対策推進条例(案)」の議員提案も予定しています。
私も政策調査会長として、予算委員会のメンバーとなり活発な質疑をして参りたいと考えています。是非ご注目下さい。
東京湾及び周辺河川における放射性物質対策に関する申し入れ(2012.2.2)
2月2日、総理大臣宛申し入れを末松補佐官に提出してきました。
これは一部報道等でも取り上げられていますが、河川と東京湾の合流域において海水と淡水が混ざり合うと凝集という状態がおき、その場所に川を流れてきた放射性物質が沈殿してしまうことが懸念されていることを受け、早急な調査と対策をお願いしてきたものです。
詳しい申し入れ書は都議会民主党のHPをご覧下さい。
民主党全国政策担当者会議に行ってきました。(2012.1.15)
1月15日、民主党の全国政策担当者会議に出席し、「社会保障と税の一体改革」についての説明方法に対し意見を述べてきました。民主党が目指す社会保障の未来像が理解しにくいことから、例えば高齢世代の人には年金や医療サービスをどの程度保証するのか、また若年世代には子育て支援など、各世代の生活感に沿って数値も合わせて説明をすべきである。また財源についても現在及び5年、10年後とその社会保障を担保するための所要額を示し、それに対し消費税で賄われる額、一般財源(他の税金や国債が原資)の投入見込み額を明確にすると共に、一般財源捻出のため議員定数削減や公務員改革を始めとした行財政改革でどれだけの額を確保するのかわかりやすく説明すべき旨提案し、今後対応するとの回答を頂きました。私も民主党都連の政策調査会長として、今後とも意見を述べて参ります。
新年を迎えて。 激震の予感!? (2012.1.3)
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、東日本大震災を受け、震災からの復興、防災対策の見直しに終始した1年でした。未だ、復興は道半ばであり、今年も国をあげて復興にあたっていかなければならないことは言うまでもありません。東京都においてもできる限りの支援を行うとともに、震災から得た教訓を活かし対策を講じていくため地域防災計画の見直し作業を進めていかなればなりません。夏が目途になりますが都議会でも取り組みを進めて参ります。
さて、国政に目を転じると我が民主党政権の先行きは前途多難と言わざるを得ません。2年前に政権交代を実現したものの、その歯車は一向にかみ合っていません。現在、野田政権のもと消費税増税が議論の中心になっていますが、ここまで増えてしまった国の赤字を解消し、高齢社会における福祉サービスを維持するためには避けて通ることが出来ない課題であることは確かです。
しかし、民主党に籍を置く一地方議員から見ても、議論の進め方の順序が少々違う気がします。民主党が主張していた高校の無償化や子ども手当、高速道路の無料化、無駄な公共事業の廃止、官僚の天下りの廃止、そして国会議員定数の削減などは間違った政策だとは思っていません。本来消費税の増税を議論する前提として、まずは歳出の削減を徹底的に図るべきで有り、その最たるものである高級官僚の天下りは一向に改善されず、八ッ場ダムを始めとする効果の薄い公共事業の廃止にも取り組めず、議員定数削減も進まない状況の中、国民の理解は得られないと思います。少なくとも消費税増税によって得られる財源が将来の社会保障にどのように当てられるのかといった道筋をわかりやすく示す必要があると思います。
野田政権は、一日も早くこの国のロードマップを示さなくてはなりません。1年前の参議院議員選挙で菅前総理が信を問うわけでもない消費税増税を話題にし、大敗したことに現在の党勢の落ち込みがあるわけですが、新たに予算を必要とする政策は自公の理解を得なければできないものの、現在ある天下り制度を廃止することや無駄な公共事業を中止することは可能であると思います。それすら出来ないことには失望の念を禁じえません。
新しい年を迎え、是非、野田政権には原点を大切に、激震が起こらないよう政権運営をして欲しいと切望しています。野田総理は民主党の希望の星で有り、私が敬愛している長島補佐官がサポートしているのだから・・・
都議会も与野党で一議席を争う状況が今年も続きますが、私も都議会民主党の政策調査会長として民主党発の政策提言も行い都議会で活発な議論が展開され、都民の暮らしが少しでも光を感じられるよう頑張って参ります。
平成24年度予算要望を行いました。(2011.12.21)
毎年の恒例行事として、12月21日、都知事に対して来年度予算に対する会派要望を行いました。以下、予算要望の前文を掲載します。詳しくは都議会民主党のホームページをご覧下さい。
国内景気は、東日本大震災の影響によって、生産と輸出が大きく落ち込みましたが、サプライチェーンの復旧などに伴い、生産は持ち直してきました。 しかし、欧州経済の減速や円高の進行などによって、企業収益が悪化し、世界経済の先行きも懸念されています。
本年7~9月期の国内総生産(GDP)2次速報値では、設備投資や個人消費の低迷などが響いて下方修正され、今年度は2年ぶりのマイナス成長となる可能性が出てきています。
平成24年度は、復興需要の本格化による景気回復に向けた予測もありますが、厳しい状況が続くと見込まれることから、確かな成長戦略に基づいた諸事業を展開して、震災からの復旧・復興や日本の再生につなげることが求められています。
東京都においても、今年度の経済成長率は0.4%のマイナス、都民所得も対前年度に比べ1.4%のマイナスと見込まれています。都内失業率も、7~9月期には5.0%と高く推移しており、依然として厳しい雇用情勢にあります。
都は、都内中小企業の資金繰りを支え、雇用を守り、首都直下地震へのスピード感ある対応を強化し、自立・分散型のエネルギー供給の仕組みをつくるなど、未来に向けた安心・安全の東京を築いていくために、施策を厳選し、その財政力を有効、計画的に活用していかなければなりません。
これらの点を踏まえ、以下に提出する予算要望項目に十分配慮されるよう要請します。
尚、別冊として添付した区市町村並びに各種団体の要望にも、特段の配慮を要望します。
平成23年第四回都議会定例会閉会、新議長選出。(2011.12.15)
12月15日、都議会定例会が閉会しました。前定例会からの議長人事の対立で定例会の開会も危ぶまれておりましたが、無事に議案の議決を行い閉会できたことに安堵しています。議会最終日前日の14日、和田前議長より突然議長辞任の意思が示されました。ご自身の意思によって議会の行く末を案じてのご判断だと思いますので、そのご英断には心より敬意を表します。しかし、この間色々な交渉を続けてきた私を含む都議会民主党の3役は肌感覚で急転直下のこの状況を受け入れることに違和感はなかったものの、多くの会派の仲間達にとってはまさに青天の霹靂であったと思います。事実、後任人事の決定を含めて、議論は未明まで及びました。約10時間に及ぶ会派説明に3役としては神経がすり減りましたが、多くの議論の上で、中村新議長を選出できたことは大きな成果であったと思います。私も今回の議論の中で出た仲間達の思いも受け止めつつ、今後の会派運営の一翼を担っていきたいと思っています。なお、中村議長が誕生したことについては、私にとっては同期の仲間であり、感慨深いものがあります。是非、新議長には、議会の円滑な運営にご尽力頂きたいと思います。
また今議会においては、築地市場にも関連してしまう環状二号線の架橋工事の案件等も大きな議論になりました。都議会民主党としては、環状二号線の工事自体には反対していないものの、築地市場における市場関係者の合意も得られていない状況の中での着工は時期尚早と反対の立場を取らせて頂きましたが、残念ながら賛成多数で可決してしまいました。
この他、オリンピックと震災対策に関する2つの特別委員会が設置され、今後都議会の中で集中して審議が行われることになります。
平成23年第四回都議会定例会開会へ。(2011.11.30)
本日11月30日より平成23年第四回都議会定例会が開会します。前定例会では、議長人事に関する混乱で会期が延長し、結果、自民党提出の議長不信任案が可決されてしまいました。私たちはこれまでの議長任期は2年という自民党の慣例に従わないこと、また特別委員会の開催が出来なかった責任までも議長にあるとする理由での議長不信任には到底これを認めることはできず反対をしました。
これ以降、様々な場面で主張の対立があり、一部新聞報道でもあるように今定例会の開催が危ぶまれておりましたが、28日漸く定例会開催に向けての合意が整いました。現状では停戦合意がなされた状態であり、自民党との終戦が決まったわけではありませんが、人事問題で議会が流会になることは避けられたので、都議会民主党の三役としてもホッとしています。真の意味でも議会の混乱が収まり、不毛な議論ではなく政策論議が出来るよう望んでいますし、都議会民主党の役員が一丸となって対応していきたいと思っています。
なお、定例会が開催されることになりましたので、7日13時から行われる本会議代表質問にて民主党を代表し質問に立ちます。都議会のホームページよりライブにてご覧いただけますので是非ご注目下さい。
都議会定例会会期延長へ。(2011.10.10)
10月7日閉会予定であった平成23年第3回都議会定例会が会期延長となった。その理由はマスコミ等によって報道されていますが、都議会自民党が議長の交代は求めたのに対し、現在都議会第一会派として議長を輩出している都議会民主党がこれを受け入れなかったことを受け、議案採決のための本会議の開催を自民党が了承せず、会期の延長のみを議決したものです。次回本会議は10月18日に設定されています。現在の所、両会派の主張は平行線、明日以降も協議が続けられることになると思います。この件については、私も都議会民主党の3役の一人として交渉にあたっており、裏事情を知りすぎていますので、詳しくはお話しできません。とりあえず事実経過のみお知らせします。
アップル創業スティーブ・ジョブズ氏の逝去を悼む。(2011.10.05)
10月5日、アップル創業者スティーブ・ジョブズ氏が逝去された。私は知る人ぞ知るマックユーザー。15年くらい前、初めて買ったパソコンはマックのパフォーマ575という機種で、以来68Kマシン、G3,G4、インテルCPUになった現在まで10台近いマックを買い換えてきた。初期のマックは爆弾マークが出てクラッシュし、何度となく打ち込んでいた文章等が消えてしまうという災難にも見舞われたが、それでもその使いやすいインターフェースが魅力でウインドウズマシンに浮気することはなく、マックを友人にも勧めてきた。iPodが発売されて以降、マックの知名度も増してきたが、それまでは日陰の身、ある意味迫害された異教徒のように宗教チックにマックを信仰してきたのも事実である。
私をここまで魅了し信仰させてきたマックを生み出した存在がこの世を去ったことは残念でならない。アップル社の方々がスティーブ・ジョブズ氏の意志を継ぎ、これからも独創的なマシンを提供してくれることを心から切望している。
スティーブ・ジョブズ氏のご冥福を祈りながら・・・
「尖閣諸島及び沖ノ鳥島の領土と主権の保全」「八ッ場ダム」に関する申し入れ。(2011.9.27)
昨日26日、野田総理大臣宛に「尖閣諸島及び沖ノ鳥島の領土と主権の保全に関する申し入れ」、前原民主党政策調査会長宛に「八ッ場ダムに関する申し入れ」を行いました。申し入れのメンバーは、都議会民主党政策調査会の中から、門脇政調会長代行と吉田副政調会長に同行頂きました。
詳細につきましては、都議会民主党のHPをご覧下さい。
平成23年第三回都議会定例会が始まります。(2011.9.20)
明日21日、平成23年第三回都議会定例会が開会します。14日の議会運営委員会時点での知事提出予定議案は21件で、この他人事案件が5件予定されています。
また今定例会中に決算特別委員会が設置され、定例会終了後の10・11月に決算の審査が行われることになります。さらに2020年のオリンピック招致に向けた議論もされる予定です。
今定例会に先立ち、またもや会派の同期議員が会派を離脱しました。残念の極みです。まさに与野党でシーソーゲームのようになっている都議会において、会派政策調査会長としては絶えず政策提案できる会派体制の構築に向けて力を注ぎたいと考えています。
立川市長選挙が始まります。民主党代表選挙も。(2011.8.27)
明日28日、立川市長選挙が告示されます。これから4年間のリーダーを決める大切な選挙です。多くの市民の方に関心を持っていただき、よく吟味の上、投票所に行っていただきたいと思います。なお、民主党としては今回、支部として現職の清水さんを支持することを決定しました。詳しくは民主党立川市支部のページをご覧ください。
また、民主党においては昨日、菅直人代表が辞任され新代表の選挙が行われることになりました。しかし、この選挙は国会議員だけで決める選挙で、地方議員や党員等には投票権が与えられません。党員資格停止を受けているわけでもないのに・・・。会派を通じて申し入れも行いましたが、残念なことです。民主党国会議員の皆さんには、是非党内民主主義を進めていくことも考えた上で国民・党員に我が国の将来ビジョンを示せる代表を選んでいただきたいと思います。
都議会民主党次期役員体制が決まりました。(2011.7.20)
都議会の各会派(実際には民主党と自民党)では、毎年この時期に会派役員の変更を行います。任期は8月1日から翌年の7月31日までです。私が所属する都議会民主党においても幹事長選挙の規定があり、7月1日の総会にて私の同期であり多摩地区の仲間である山下太郎議員が無投票で選任されました。また昨19日の総会において次期役員体制が発表され、私は3期連続で政策調査会長に選任されました。都議会の任期も折り返しになりましたが、会派の政策責任者として条例提案も含め政策提言をどんどんしていきたいと思っています。地元には不在がちになりますが、応援して頂いている皆さんにはご容赦下さい。
ちなみに自民党の次期幹事長には同じ立川選出の宮崎都議が選任されたようです。立場は違えど、同じ立川選出の議員として都議会の中枢で頑張っていきたいと思います。
新役員体制はこちらをクリックして下さい。
省エネ条例可決、都議会定例会閉会。(2011.7.1)
7月1日、都議会定例会が閉会しました。知事提案の平成23年度第1回補正予算(1,374億円)など震災関連議案を含め全議案が可決しました。
また、都議会民主党が提案していた「東京都省エネルギーの推進及びエネルギーの安定的な供給の確保に関する条例」が可決をすると共に、築地市場及び新銀行東京に係わる両特別委員会も継続することが議決されました。条例案並びに両特別委員会の継続は、自民党・公明党などの反対により否決される見込みでしたが、当日の早朝、自民党所属の議員がお亡くなりになったことにより、都議会の与野党数が逆転し、議長の裁決権行使によって決定しました。
議会閉会後、知事が各会派に挨拶に来るのですが、民主党控え室の前では「あんな気の抜けた炭酸のような条例を作ってどうする」と悪態をついて行きました。二元代表制における議会がたとえ1票差であっても可決した案件に対する態度ではないと思いますが、さぞかし悔しかったのでしょう。気の抜けた炭酸は水ですから、水は生命の源であり、この条例は都が省エネ推進都市になるための源になるものと、エールを頂いたと私は勝手に解釈しています。
これからも都議会民主党は条例提案を含め、政策提言集団としてがんばっていきたいと政策調査会長としては考えています。
訃報、今井昭徳日野市議がご逝去されました。(2011.6.26)
昨日6月25日午前8時過ぎ、私の大切な政治仲間であった今井昭徳日野市議がご逝去されました。HPに掲載するのも躊躇しましたが、新聞等にも記事が掲載されましたので、私の故人への思いを書き留めたいと思います。死因は膵臓がんです。46歳という若さ(私よりたった3つ年上です)で政治への思いも道半ばでこの世を去ること、本人はさぞかし悔しかったのではないかと思います。今年1月、今井さんから電話があり「酒井さんまいちゃったよ、膵臓がんで既に4度だと言われた」と知らされました。その後、治療に励むことになりましたが、持ち前の明るさと気丈さで、議員活動と闘病に励んでおられました。今井さんにとって政治は仕事であり趣味でもあったためその人生のほとんどを政治活動に振り向けていたのではないかと思います。いつも話は政治のことであり、市民の思いを如何に政治にいかしていくかと言うことばかり語っていました。
6月9日、命を削って、多分本人も感じていた最後になるであろう市議会本会議での一般質問に立った今井さん、車いすでしかもやせ細った姿での質問でしたが、力強く輝いていました。そして質問中、私が傍聴しているのが分かったのか、都政に係わる問題について「今日は傍聴席に酒井都議が来ているので、是非お願いしたいと」質問中2回も私の名前を出して、陳情されました。他市選出の都議である私に議席から議事録に残る形でこのような発言をされるのは異例であると思いますが、私にとっては今井さんからの遺言を受けたような気持ちでした。その思いは何としてでも実現したいと思います。その後も3度程、病院にお見舞いに伺い、早速対応を始めたから、実現を見届けるまで頑張ってとハッパをかけましたが、18日の土曜日にあったのが最後で逝ってしまいました。今井さんの政治家としての思いを胸に刻み、これからの政治家人生を歩んで行きたいと思います。同志であり友人であり尊敬する政治家・今井昭徳さんのご冥福を心からお祈り致します。
通夜:29日18時より、告別式:30日10時より
観音院にて 日野市高幡709 ℡ 042-591-8871
喪主 中村優子様(妻)、葬儀委員長 衆議院議員 長島昭久
エネルギー抑制対策PT。(2011.5.24)
4月11日の都議会民主党総会にて設置が了承されたエネルギー抑制対策PT(政策調査会メンバーにて構成、座長:酒井大史、事務局長:伊藤ゆう)にて、この間東京都として取り組みうるエネルギー抑制対策について検討を行ってきました。4月14日には清涼飲料自動販売機の消費電力抑制条例(骨子)を記者会見にて発表しましたが、それ以降、エネルギーに関する専門家や業界団体からの意見聴取を行って参りました。そのような中、(社)全国清涼飲料工業会より自主規制の取り組みが示されたこともあり、自販機規制については当初の目的が達成されたので条例提案は見送ることとしましたが、東京都としての省エネルギーを目指していく趣旨の条例を提案すべく準備を進めると共に、「省エネルギー型都市づくり・アクションプラン」を作成し、緊急提言として5月24日、村山副知事に提言書を手渡してきました。村山副知事も参考にさせて頂くとのことでした。27日発表された都の節電計画にも私たちの提言が多く取り込まれていました。
アクションプランについてはこちらをご覧下さい。
新しいフェレットがやって来ました。(2011.5.5)
5月3日、我が家に新しいフェレットがやって来ました。昨年8月に他界したフィオーレと同じセーブルです。名前はフィオーレ2にしようと思っていたのですが、あまりにも凶暴なので当分グレムリンって呼ぶことにしました。詳しくはフェレットのページへ。
明日から東京都知事選挙。(2011.3.23)
明日24日より東京都知事選挙が始まります。投票日は4月10日です。
都議会民主党では先週の金曜日18日に東京都選挙管理委員会へ都知事選挙を含む統一地方選挙の延期を申し入れました。その理由は、東京都においても計画停電が行われると共にガソリン不足など準被災地的な状況にあり、今選挙を行うより震災対策にあたるべきとの考えたものです。また、弁護士さんの見解によると地域によって停電をしているところがある現状では公平な選挙活動が出来ず特定の地域の有権者にも不利益があることもあげられます。昨日22日の臨時選挙管理委員会で予定通りの執行が決まってしまいましたので仕方ありませんが、そのような思いであったことはご理解頂きたいと思います。しかしいずれにせよ4年ごとの都政のリーダーを決める大切な選挙です。東日本大震災の混乱の中ですが、是非多くの都民の皆様には震災対策を含め都政の未来についてご判断を頂きたいと思います。
因みに都議会民主党としては、本日の総会にて都知事選挙にあたり、わたなべ美樹さんを支援することを決め、都連としては推薦等の機関決定はしないが都議会の意思を尊重することとなりました。この点については箝口令を引いていましたが、先程の都連加藤会長の記者会見で明らかにしましたので、報告させて頂きます。
平成23年第一回都議会定例会が開会しました。(2011.3.23)
3月11日、大震災の直前に都議会定例会が閉会しました。未曾有の大震災であったためこの間報告が遅れてしまったことをお詫びします。
今定例会では、平成23年度予算を始めとする知事提出の全議案が可決しました。私たち都議会民主党は、一昨年の都議選でお約束した築地市場の強引な移転に反対の立場で、この間、石原知事や当局と戦ってきました。本来であれば豊洲への移転経費を計上した平成23年度中央卸売市場会計は我々民主党や他の野党の反対多数で否決することが出来たはずでしたが、我が会派の一人の議員の変節により、一票差で可決してしまいました。ご期待頂いていた都民の皆様にはお詫び申し上げます。仲間の裏切りというのは本当に後味の悪いものでその直後に起こった大震災と合わせて、自分にとってもショックな出来事でした。
この問題については、誰が新しい知事になるかで大きく変わってきます。これまで大地震が起こったときには築地市場の老朽化は危ないと言われてきましたが、幸いなことに今回の地震では壊れることはありませんでした。その一方で豊洲新市場予定地は液状化現象が起こったとの情報もあります。都知事選挙後にもう一度、安全性などについて議論していく必要があると思います。
変節。(2011.3.9)
昨日、予算委員会が終了し都議会民主党が提出した豊洲への移転経費の一部を削除した修正案は否決、原案が自公の賛成多数で可決し、最終日の本会議に諮られることになりました。
一昨年の都議選において私たちは、都政の抱える課題の中で、新銀行の撤退、築地市場の強引な移転には反対、救急搬送時間の短縮を大きな3本柱に掲げ、多くの都民の皆さんのご指示を頂き、都議会第1会派、自公の単独過半数割れという状況をつくって頂きました。このような状況において、本来であれば最終日の本会議において築地市場の強引な移転にストップをかける力を持っていたはずでしたが、すでに新聞紙上等でご案内の通り、我が会派に属していた花輪都議の「私の決意」なるプレスリリース資料によって、その思いが断ち切られてしまいました。都議会民主党に期待を寄せて頂いた多くの皆様に、まだ最終日へのほんのささやかな希望は持ちつつも会派の政策調査会長としても大変申し訳なく思っています。
花輪都議については、会派離脱届けを出す前日に電話で話したのが本人と連絡が取れた最後ですが、「区長選挙に立候補する決意をした。迷惑をかけるけど、ごめんなさい。」という会話だけでした。昨日プレスリリースした文言を見てもこの間、自民党が主張していたものをなぞっただけで、会派内では一度も文面にあるような発言をしたことはありませんでした。まさに「変節」としか言いようがありません。区のリーダーを目指すのであれば、自分の政治姿勢については一貫していなければならず、勝つためには何でもということはあったとしても、ある一線というものはあると思います。少なくとも私はそのような行動は取らないと思います。さらに市場特別委員会の委員長の職責も果たしていない状況では区民の信頼は得られないのではないかと思います。
花輪都議と同期だった私としてはこの10年弱の間、問題意識を共有してきた同志であり友人だと思っています。その意味からも、変節に対する怒りだけではなく、なんとも言えないやるせなさや虚しさを感じています。是非、政治家としての良心を取り戻して欲しいものです。
予算特別委員会が終了しました。(2011.3.8)
今定例会においては、平成23年度の予算について審議を行う予算特別委員会が設置され審議を行ってきました。昨年は私も委員長を務めさせて頂きましたが、今年は理事として参加し、また会派を代表して総会質疑も行わせて頂きました。その模様につきましては、都議会のホームページ上で録画したものをご覧いただけますので是非ご確認下さい。MXテレビでは生中継もされたこともあり、地元の方からは見たよ、国会よりもわかりやすい質疑だったとお褒めの言葉をいただきちょっと照れくさい気持ちになりましたが、ご評価頂けたことは嬉しかったです。
さて、予算委委員会では都政に係わる課題について、多くの質疑を行わせて頂きましたが、一つの注目点としては、築地市場の豊洲への移転に係わる経費を計上している中央卸売市場会計の取り扱いでありました。私たち都議会民主党は「強引な移転にはNO」という立場で、土壌汚染対策はもとより、市場関係者の大方の合意や地元区との協議を重視してきました。今委員会での質疑を通じても、豊洲移転ありきの中での当局の姿勢は変わることが無く、東京ガスとの汚染対策費の負担割合も決まっていないことから、将来への負担を確定する債務負担行為を付している土壌汚染対策工事費と市場の建設工事実施設計費、約10億5千万円を削除する修正案を提出しましたが、残念ながら過半数に及ばず否決、その後、原案については自民・公明の賛成多数で可決しました。
最終的な決定は本定例会最終日11日の本会議で採決されることになります。
平成23年第一回都議会定例会が開会します。(2011.2.1)
本日1日、平成23年第一回都議会定例会が告示されました。開会は8日になります。
今定例会においては、予算案33件、条例案57件、契約案10件など人事案件を除き、現在の所106件の議案が提案され審議が行われる予定になっています。
石原知事の任期中最後の定例会であり、予算審議も行われますが、築地市場の問題については知事側と都議会民主党の考え・対応は平行線を辿っており、現状では市場会計の否決も視野に入れながらの予算審議になると思います。この他にも新設条例である東京都暴力団排除条例も議論の課題になると思います。いずれにしても都民の生活に直結する予算の審議は誠実に行いつつも、4月10日に予定されている都知事選挙に向けて、都政の課題を明確にしていく議会にもするべく審議に望んでいきたいと思います。
また、今議会では私自身、予算委員会のメンバーとして審議に参加させて頂きます。会派を代表して2月23日13時から総括質疑を予定です。是非ともご注目ください。
強制起訴、人民裁判にならないように。(2011.2.1)
昨日、我が党の小沢一郎元代表が強制起訴されました。今朝の新聞の一面には「民意vs無罪請負人」とのタイトルが示されていてちょっと違和感を感じました。
我々政治家にとって、民意に添った政治を進めることは大前提だと思います。しかし、こと刑罰法規に基づき人を処罰するという行為にあたっては、政治家であれ民間人であれ慎重に行われなければならず、民意によって断罪されるとすれば人民裁判の様相を呈してしまうと思います。
そして、その民意を誘導しうる最大の力をもっているのがマスコミであり、テレビで言っていたから、新聞に書いてあったから、あの人は悪いことをやっているに違いないと考えるのは危険だと思います。
それ故、今回の小沢元代表の事件に関しても、検察の不備を補完する意味で存在する検察審査会の議決を尊重しつつも、制度に則って裁判で有罪無罪が判断されるまでは、その人が罪を犯したかどうかについては感覚でものを言うべきではないと思っています。
是非、我が党の執行部においても大局を見据えて、党内対立が激化しないよう対応して欲しいものです。
平成23年度予算案示される。(2011.1.25)
25日、第一回都議会定例会に向けて提出予定議案の事前説明が行われ、予算案も示されました。一般会計規模で6兆2,360億円と前年度当初予算に比べ280億円の減額予算となり、特別会計・公営企業会計を含めた予算総額は11兆7,642億円となりました。
昨年の予算原案の発表から年明けの復活予算(200億円)要望を経て確定した予算ですが、我々民主党が要望していた雇用経済対策・医療対策・教育対策等についても内容の充実が図られたものとなりました。また復活予算で要望した内、がん対策については緩和ケアに向けたセミナーを開催する経費も計上されるとともに、情報リテラシー向上に向けた予算も新たに盛り込まれました。
特に、情報リテラシーの問題については、前定例会で可決した青少年健全育成条例の改正にあたり、有害図書の販売方法の規制をすることになりましたが、これだけで全て解決ということではなく、情報の受け手である子どもたちが溢れかえる情報社会の中で、情報の真偽・善し悪しを判断できる能力を醸成していく必要もあることを指摘していました。その観点からもその一助になればとも思っています。
東京都青少年健全育成条例の改正。(2010.11.22)
本日、第4回定例会に向けて「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」(案)を提出することが正式に発表され、条例案の案文がマスコミや都議会民主党にも示された。本条例案については、第1回定例会に提案されたものの第2回定例会にて、非実在少年など文言が曖昧であり、また規制の対象が広がる懸念があることなどから、私たち民主党が反対し廃案になった経緯があります。
今回提案される予定のものについて、本日説明を受けた率直な印象は、民主党がこれまで指摘してきた問題点をほとんどクリアしたものになっており、文言についても規制対象を刑罰法規に触れる性交等に限定し、誤解を招く表現は削除するなど、かなり整理されたものになっていました。
私たち民主党としても、子どもたちを犯罪から守らなくてはならないとの思いは当然強く持っており、その一方で表現活動に対する過度の規制に繫がる曖昧な表現について警鐘を鳴らしていたものです。今後、会派にて案文を十分精査し、代表質問でもその内容を確認しながら賛否を判断していくことになります。
ここ数日、新聞紙上で条例案の提出が予定されている旨の報道がなされて以降、すでに私の事務所に手紙やEメールが数多く届いています。この問題に関心を持っている一部の方においては、十分な情報がないまま不安に思われている向きもあろうかと思いますが、明日以降、内容については新聞紙上等にて紹介されることになろうと思います。イメージだけの判断ではなく、内容を良く吟味した上で行動していただければと思います。
今年3月の時にはピーク時で一日1500件ものメールが送られ、仕事になりませんでした。送る方が一人の行動であっても受ける側にはどのような事態がおこるのかも想像して欲しいものです。これだけのメールを確認することは実質不可能になりますし、本件以外のメールを確認することも出来なくなります。
さらに、今回メールを送られている方の中には、私が名刺交換した方以外は知り得ないアドレスにメールが送られてきています。私のHPに掲載しているアドレスならともかく、どのような手段で入手したか専門外の私には分かりませんが、人の公開していないアドレスにしかも当人はフリーメールで送ってくるとは怒り心頭ですので、このような方からのメールは全て削除させて頂きます。
それ以外の方については、極力目を通すことはしたいと思いますが、個別のお返事は致しかねますので、ご了承ください。
豊洲新市場予定地購入凍結解除を知事が表明。(2010.10.22)
22日、石原知事が定例記者会見において、3月の予算議会で予算案に付した新市場予定地の購入を凍結する旨の付帯決議を解除するとの発表をしました。その言いぐさは、都議会が判断しないから俺が決めるとのこと、何とも議会の意思をないがしろにした噴飯ものの主張に失望しました。我々民主党は、築地市場の強引な移転に反対し、現在地裁整備案も示した上で市場関係者の意向調査を求めていました。汚染土壌の無害化は当然の前提ですが、何が何でも反対というわけではなく、関係者の大方の合意を得られる再整備計画を求めていたのです。都側は、現在地裁整備案は時間がかかるとばかり主張し、意向調査の実施には耳も貸さないまま、今回の発表になりました。
ただ、今回の発表があっても手続き上、直ちに土地を購入できる訳でもないので、場合によっては本体設計の予算が計上される来年度予算には厳しい態度で臨むことも想定しつつ、引き続き市場関係者の大方の合意を得られる築地市場再整備の実現に向けて取り組んで参ります。
民主党東京都連政策調査会長に再任。(2010.10.12)
10月12日、民主党東京都総支部連合会の定期大会が行われました。今大会では会長選挙が行われ加藤公一代議士が無投票で会長に当選しました。私、酒井大史は引き続き都議会民主党の政策調査会長と都連の政策調査会長を兼務することとなりました。
今回の会長選挙にあたっては、これまで国会議員中心であった都連運営にもっと地方自治体議員が参加できるよう都議会民主党として都連改革の提言を行っていましたが、結果、幹事長・政策調査会長は都議会から、また常任幹事会のメンバーは国会議員と地方議員を同数とすること、さらに政策調査会についても国政・都政・市区町村議会が連携できるよう運営していくことになりました。党内、地方分権の第一歩です。政権党として世論の批判にさらされることも多いですが、来年の統一自治体選挙に向けても都民の信頼獲得に向けて、私は政策面で取り組んでいきたいと思っています。
都議会民主党、尖閣諸島問題に関して菅直人総理に申し入れ。(2010.9.30)
昨29日、都議会民主党は現在問題になっている尖閣諸島に関する事件に関して、菅直人総理に対し申し入れを行いました。申し入れは、会派を代表して大沢幹事長と山下総務会長が、加藤公一補佐官を通じて行い、文案については政策調査会長である私が作成しました。
同じ政党に属するものとして、若干厳しい論調になっていますが、この問題は尖閣諸島にとどまらず、東京都の行政区域に属する沖ノ鳥島に関しても過去中国が我が国の権益を貶めるような行動並びに主張をしていることもあり、将来に向けての対応を求めたものです。
文面は都議会民主党のホームページに掲載されています。
尖閣諸島問題への対応にがっかり。(2010.9.25)
25日未明、尖閣諸島沖の日本領海内で起きた中国漁船衝突事件で逮捕された中国人船長が処分保留のまま釈放された。21日に菅内閣そして前原外相に期待する旨の文章を書いたが今回の対応にはがっかりした。これまで自民党政権時代においても、日本の弱腰外交には一地方議員であっても辟易としていたが、我が政権でも同じかとこの件に関しては失望した。
風説言われているように、フジタの社員が拘束されたことやレアアースの輸出差し止め等の圧力の他に裏で何があったか分からないが、日本の主権に関する問題について、増長する中国に屈したこと、また政府として一地検の判断だと誰もが信じないような理由でその場を凌ごうとする姿勢は感心できたものではない。これまで国内法に基づき対応していくと言っていたのであれば、「日中関係云々」などといわさず、判断が早いと言われても「公務執行妨害だが今回は初犯であり、起訴猶予処分にする」とか言って釈放した方が理屈が立つと思う。
今回のような譲歩を繰り返していると相手はますます理不尽な要求をしてくることになることは、外交問題でなくても自明の理である。現に中国は謝罪と賠償を求めているとのこと、噴飯ものである。しかし、ただ怒っていても事態は変わらない。国家として、その生命線となる鉱物にしても食糧にしても、一国に偏って頼っている以上は、毅然とした対応は今後も出来ないであろう。
我が民主党政権に臨むことは、今回の失敗を踏まえ、日本の国益を守っていくために生命線となる資源の確保を中国以外の国に求める取り組みを早急に講じて欲しいと切望している。
今日、この件について地元の長島昭久前防衛大臣政務官と話したが、大変な危機感を持っておられたことがせめてもの希望の光である。
菅直人民主党代表・内閣総理大臣に期待。(2010.9.21)
9月12日、民主党代表選挙にて菅直人民主党代表が再選されました。東京から2人目、多摩地区では初めての総理大臣であり、民主党が掲げた政策の実現に向けて是非ともぶれることなく手腕を振るって頂きたいと思っています。また、民主党としては選挙が終わった以上は、大人の政党として政策実現のため、小沢一郎元幹事長の力も活かしつつ挙党一致で臨んで頂きたいというのが一地方議員の願いでもあります。
菅改造内閣での注目は、外務大臣に前原前国土交通大臣が就任されたことだと個人的には思っています。ここ数日の中国の理不尽な要求に対し、日本の国益を守るため戦える貴重な人材だと確信しています。一方で残念なのは、私の地元の長島昭久前防衛大臣政務官が外されてしまったことです。贔屓目は抜きにして、民主党内の人材を見たとき、長島さん程、アメリカにもコネクションがあり、防衛問題に精通した、しかもバランス感覚のある代議士はいないと思います。この人材を政府から外すことは大きな損失であり、普天間基地の解決にも影響するのではないかと危惧しています。
不満な点も対象ありますが、腰を据えて日本のため国民のために菅総理には頑張って頂きたいです。
酒井大史・復活。(2010.9.7)
8月25により、下あごの骨髄炎で入院していましたが、9月2日漸く退院しました。退院してもまだ完全に痛みや炎症が取れた訳ではなく、抗生剤を飲み続けなくてはなりませんが、一応の復活です。娑婆の空気は、今年に限っては暑くあまり心地よいものではありませんでした。退院時の支払いもそれなりの額で、このお金で海外旅行でもできていたら・・・とも思いましたが、健康が第一ということを改めて認識しました。お陰様で体重も3キロほど減りました。しかし、まだこの先、炎症が完全に治まったら、歯茎に埋まっている親知らずを抜歯しなければならないので憂鬱な日々が続きます。みなさんもお体には気をつけて下さい。
民主党代表選挙始まる。(2010.8.31)
9月1日より民主党代表選挙が始まります。菅代表と小沢前幹事長の一騎打ちです。この間マスコミ報道では、派閥抗争のような批判がありますが、もともと予定されていた代表の任期が切れる事に伴う代表選挙であり、これまでのように国会議員だけで決めてしまう或いは密室で候補者を一本化するような選挙ではなく、地方議員・党員・サポーターが参加できる選挙が行われることは良いことだと思っています。それぞれが民主党のあり方、また代表が総理になるのですから国のあり方をしっかり語り、正々堂々とした代表選挙が行われることを期待しています。
私の1票は、すでに気持ちは決まっていますが、地方議員の立場から言わせて頂ければ、国会議員に比較して約1/48しかない地方議員の1票の価値。この格差を埋め、国会議員中心ではなく地方議員の声もしっかり党内で活かしていこうという方に代表になって頂きたいと思っています。
酒井・放電中。酒井家フェレット他界。(2010.8.30)
酒井大史は30日現在、入院中です。漸く快方に向かっています。2年前くらいから親知らずを抜いた方が良いと言われていたのですが、ずーっとほおっておいた結果、親知らずが悪化しあごの骨まで炎症する骨髄炎になってしまいました。本当に痛いです。鎮痛剤を飲んでも全く聞かないため夜も眠れず、物が噛めないため、食事も水みたいなものしか口に出来ない状態になってしまいました。25日より入院し、連日抗生剤の点滴、漸く退院の目途がつきました。まだ完全に収まるまで時間がかかるみたいで、それから根本原因を抜歯するそうです。みなさんも呉々もご注意下さい。
さてそんな中、7年半の間、我が家に癒しを与え続けてくれたフェレットのフィオーレが28日他界しました。もう8歳になろうとしているところだったので寿命なのですが、私が入院して2日後に突然具合が悪くなり、医者にも行きましたが1日半で他界してしまいました。よく飼い主の病を背負って逝くといいますが、他界翌日より私も快方に向かっています。不思議なものです。口の痛みは和らぎましたが、看取ってやれなかったことには胸が痛みます。
都議会民主党政策調査会長留任。(2010.8.1)
都議会民主党の役員任期は、8月1日からの1年間になっています。選挙後初年度において私は政策調査会長を拝命し、会派の政策実現に取り組んで参りました。7月12日の会派総会において、大沢昇幹事長の再選が決定し、30日の総会にて新役員体制が決まりました。私並びに山下太郎総務会長が留任し、3役はそのまま続投することが決まりました。
来年3月には都知事選挙も行われます。都議会民主党としても都政における課題を整理し、今後4年間の都政における重点政策を吟味していかなくてはなりません。会派の政策責任者として、ハードワークが続きますが全力で頑張って参ります。
立川市議会議員選挙が終わって。(2010.6.21)
6月20日、立川市議会議員選挙の投開票が行われ民主党が公認推薦した7名全員が当選を果たしました。今回より定数が28名と2名減員するなか、民主党だけが新人1名加え7名の積極擁立策を取りました。当初、8名の擁立も考えましたが政権の支持率が下がる中、現実路線として7名の擁立としましたが、鳩山政権の混迷をうけ民主党に対する風当たりも強くなり7名でも難しいとも思われる状況となりました。しかし市議会においても第一会派を担うためには最低でも7名の議席が必要でしたので、各候補者は死にものぐるいの活動を展開し、長島代議士、そして私も全力で選挙戦に取り組みました。結果、菅内閣誕生に対する期待が高い中で投票日を迎えることができたこともあり、7名全員が当選することが出来ました。
私にとっては弟子の小川あきこさんが予想以上の上位で初当選を果たせたこと、また酒井チルドレン1号の伊藤大輔君が票を伸ばし第3位で再選を果たしてくれたことは、感無量でした。もちろん他の皆さんの当選もうれしいことこの上ないですが、弟子や子分のそれはまた違った感覚があるんだなぁと思いました。両名とも大きな政治家として成長してくれることを心から願っています。
立川市議会議員選挙。(2010.5.31)
6月13日、立川市議会議員選挙が告示されます(投票日20日)。今回の選挙から定数が2減の28名になりますが、立候補届出書類を取りに来た方は38名とのことで、例年になく激戦が予想されます。民主党では、新人公認候補予定者として私の秘書である小川あきこの擁立を決定し、現職の6名(太田光久・田中清勝・守重夏樹・梅田春生・大石ふみお・伊藤大輔)と合わせ7名の公認推薦候補を擁立すべく準備を進めています。7名を市議会に送り込むことにより、定数の4分の1を占めることができ、都議会にも見られるように与党だけでは過半数を確保することが出来ない緊張感を持った議会を構成することができると考えています。もちろん市当局にも緊張感を持って頂かなくてはなりません。今の政権にはご不満をお持ちの方も多いことと思いますが、市民生活に直結した自治体の代弁者を決める選挙です。現職には4年間の活動に対する評価を、また新人には将来性に対するご期待を、お寄せ頂きご関心をお持ちになって頂きますようお願い致します。
なお、この度私の秘書である小川あきこのHPをアップしましたので是非ご覧下さい。
青少年健全育成条例改正案の撤回を要求。(2010.5.28)
5月28日、都議会民主党と都議会生活者ネットワーク・みらいの両会派合同で吉川副知事に対し、都が第一回定例会に提出し継続審議になっている都青少年健全育成条例改正案の撤回を求めました。参加メンバーは、都議会民主党:大沢昇幹事長・酒井大史政策調査会長・山下太郎総務会長、生活者ネット:西崎光子幹事長・星ひろこ政務調査会長の5名です。
都議会民主党としては、子どもたちの安全を守っていくことには異論はなく取組をすすめていく必要は当然あると考えていますが、知事も言葉が分かりにくいと認めている条例案については一度撤回し、表見の自由に関して懸念を持っている業界の理解も得、また現実に被害を受けている子どもたちの救済をも想定した案を出し直すべきと考えています。
この要請に対し、副知事は「現時点では撤回の意思はない」とのことでした。都の今後の対応を見極めつつ、取り扱いを検討していくことになります。
要請文は都議会民主党のHPへ。
あけましておめでとうございます。(2010.1.5)
新年あけましておめでとうございます。昨年は政治史に残る変革の年でした。国政においては政権交代が実現し、都議会においても民主党が第1会派に躍進しました。都政においては、民主党だけで過半数を得ているわけではなく、また石原知事がいるなかで与党になったわけではないので、劇的な変化をもたらすことはできず、都議会も波乱含みですが、我々民主党が賛成しなければ予算も成立しない状況を都民の皆様に創って頂きましたので、その立場をしっかりと活かしながら都政改革並びに東京マニフェストの実現に向けて邁進して参りたいと思います。
1月4日より、仕事始め、御用始めとなり、会派役員として石原知事の挨拶を受けましたが、その際、知事からは東京オリンピック招致に関わる電通への委託費について自分もよく分からないところがあるので、是非参考人招致をして明らかにして欲しいとの発言がありました。それはそれで良いのですが、委託した都の最高責任者の発言としては如何なものかとも感じる一場面でした。
平成22年は選挙イヤー。(2010.1.5)
今年は民主党にとって国政選挙の仕上げとも言うべき参議院議員選挙が7月に予定されていますが、立川市を含む東京第21区選挙区内では2市において市議会議員選挙が行われます。第一陣は、2月14日告示21日投票の日野市議会議員選挙で、民主党は菅原直志・今井昭徳両市議を公認候補とするなど、現職新人合わせて公認3名推薦2名を擁立し、友好関係にある現職1名と合わせて議席増を目指して参ります。
また、第二陣としては私の地元である立川市において6月13日告示20日投票にて市議会議員選挙が行われます。現在立川市議会では、民主党公認で選挙を戦った4名と推薦で戦った2名の6名で会派を構成しています。民主党東京都第21区総支部幹事会では現職の6名にプラスして1〜2名の新人候補を擁立し議席増を目指す旨の方針を確認してますが、12月27日に行われた幹事会では、第一次公認として、現職の太田光久・梅田春生・大石ふみお・伊藤大輔の各氏と新人の小川あきこさんを都連に上申することを決定しました 。
どうぞご期待下さい。
平成21年第四回都議会定例会が閉会しました
12月16日、都議会定例会が閉会しました。今回の定例会では先に報告しましたが、平成20年度一般会計決算が都政史上初めて不認定となりました。この不認定に当たって、議会は大混乱になってしまいました。本来であれば各会派や議員の考え方に基づいて、審査を任された議会がその内容を吟味し認定不認定の判断をするだけの問題が、自民党は不認定にすることはけしからん、考えを変えろと言わんばかりに議会運営委員会をボイコットするなどの抵抗を演じました。また、こちらから言わせれば自民党が招いている混乱にもかかわらず、民主党選出の議長が議会の混乱を収集しないとの言いがかりをつけ議長不信任決議案を提出する事態にまで発展しました。結果は当然のことながら、共産党もこのような暴挙には組みせず、民主・共産・生活者ネットみらいの各派及び無所属の1名が反対し否決されました。
この採決並びに決算不認定の採決においてはヤジが飛び交いましたが、私が言った一言「これが都民の意思だ。良く覚えておけ。」がやたらと声が通ってしまい。東京新聞に民主党の政策調査会長がヤジを飛ばしたと記事になってしまいましたが、自民党さんだけでなく知事においても都議選で示された都民の意思を十分認識して欲しいと思っています。
民主党東京都総支部連合会政策調査会長に就任。
12月5日に行われた民主党東京都総支部連合会定期大会において、政策調査会長に選任されました。都議会会派の政策調査会長とともにハードな仕事が増えますが、都連の政策責任者としても全力で取り組んで参ります。
平成21年第四回都議会定例会開会します。
12月1日より、今年最後の定例会となる平成21年第四回都議会定例会が始まります。今議会では、平成21年度東京都一般会計補正予算を含め46件の議案が提案され審議が行われる予定になっています。また、第三回定例会にて漸く設置にこぎ着けた株式会社新銀行東京に関する特別委員会も、この間、自民・公明両党との日程調整がつかず開けずにいましたが、12月4日にとりあえず、産業労働局からの説明を聴取する委員会が開かれることになりました。しかし、質疑の日程調整には未だ応じていただけず、先が見えない状況にあります。(築地市場特別委員会では質疑日程が決まりました)。この問題については、民主党の東京マニフェストにも掲げた3本柱の1つであり、国政とも連携しながら、早期撤退に向けて取り組みを進めていきたいと考えています。
平成20年度東京都一般会計決算不認定へ
11月18日、都議会民主党の役員会、それに続く総会おいて現在、各会計決算特別委員会にて審議中の平成20年度東京都一般会計決算を都議会民主党しては認定できないとの結論に達しました。この件については、幹事長と相談の上、政策責任者である私から不認定の立場を取りたい旨の提案を行い総会にて了承を受けたもので、12月2日に予定されている特別委員会にて委員会採決されます。では、なぜこの決算に反対するかというと、とりもなおさずあの予算委員会で徹夜議会までして議論をし結果自公の賛成多数にて可決してしまった新銀行東京に対する400億円の追加出資が含まれている予算に対する決算であり、私たちとしてはこの400億円については到底認めることはできないばかりか、この予算の執行段階においても、我々が求めている新銀行東京の真相解明に不誠実な対応をとり続け、実態解明はもとより都側も主張していた旧経営陣への責任追及にも具体的に何ら取り組んでこなかった事によります。都議選で示された都民の意思を知事にもう一度突きつける意味合いも込めて毅然たる態度で臨むべきと考え出した結論です。
実際に不認定になるかどうかは、共産党等の対応次第ですが、仮に不認定になると都議会史上初めての事となるみたいです。
多摩の小児医療について
東京都は、現在多摩地域の医療再編計画の中で、清瀬・八王子・梅ヶ丘(世田谷区)の都立小児3病院を移転統合し、府中に国内でも最先端となる小児3次医療を担う「小児総合医療センター」を開設すべく準備を進めています。また、移転地域の後医療に関して、清瀬においては多摩北部医療センターにて新たな小児医療体制を構築、八王子においては東海大学八王子病院及び東京医科大学八王子医療センターに依頼し、2次医療体制の整備を進めている。また、梅ヶ丘病院について大塚病院に児童精神科外来をオープンするなど対応を図っている。
しかし、現行の都の計画では後医療に関して、量及び体制についても不安を拭いきれず、第一回定例会では修正案を提出すると共に、改選後の会派においても医療再生PTなどでこの問題を調査議論してきた。
そのような中で、この1ヶ月弱の間、政策調査会長として地域医療を少しでも向上させるべく、福祉保健局並びに病院経営本部と交渉を続けてきた。その過程のなかで、都としても現行の計画を充実させるべく対応を図る姿勢が見えたため、11月13日会派として緊急要請(要請文はここをクリック)を行いました。
これに対し、さらに膝をつき合わせて交渉した結果、17日夜に調整(特にこだわっていたのは、後医療に対する都の支援を明確にすることです)が成立し、18日付けで回答(回答文はここをクリック)がありました。
これを受け、会派総会にて経緯を説明した後、この回答を了とし次回定例会には条例案は提出しない旨の決定をしていただきました。
この回答で、多摩の小児医療がバラ色になるわけではありませんが、条例案を提出し、本会議で1度は可決したとしても再議にかけられ3分の2の議席が無いために結局、否決され何ら充実が行えないよりも、交渉によって地域の住民にとって少しでも現行の計画より医療の提供が進むとともに、未来に渡っても都の責任が明確になったことの方が意義があるものと考えています。
この問題については色々なご意見もあると思いますが、現状では最善の成果を導けたと思っています。今後は多摩地域の医療全体が充実されるよう会派として取り組んでいきたいと思っています。
平成21年第三回都議会定例会閉会しました。
昨日25日、平成21年第三回都議会定例会が閉会しました。今定例会においてはインフルエンザ治療薬購入議案等知事提出議案が全て可決すると共に、新銀行東京並びに築地市場の再整備に関して集中審議するための2つの特別委員会が民主党等の提案により動議が提出され、賛成多数(反対:自民・公明)で可決、設置されました。7月の改選以降、臨時議会の流会にまで及んだ特別委員会の設置、今定例会中も深夜まで常任委員会が空転するなど紆余曲折もありましたが、実現できたことを政調会長としても大変嬉しく思っています。とりわけ象徴的であったのは、議会での起立採決であり、これまで長い間続いた都議会での自民党・公明党の圧倒的過半数が終焉迎えたことが白日の下になった場面であり、感慨深いものがありました。
今後、私も新銀行東京に関する特別委員会の副委員長として委員会に臨むことになります。委員会審議を通じて、新銀行東京の実態がより都民の皆様に明らかになるよう取り組んでいきたいと思います。もちろん、撤退を視野に入れて。
ついに実現、政権交代! 8月31日にはようやく都議会臨時会も開かれます。
8月30日、ついに歴史が塗り替えられました。私にとっては立川市政を志し政治活動を始めた16年前以来の政権交代であり、国民の投票によって政権交代がなされた今回の結果を感慨深く受け止めています。地元においても、私が選対本部長を務めた長島昭久さんが小選挙区にて圧勝し、4年ぶりに雪辱を果たすことができました。本部長挨拶でも述べましたが、勝って兜の緒を締めよという言葉があるとおり、おごることなく、しかし自信と誇りを持って長島さんには国政の改革に取り組んで欲しいと思っています。
さて、都議会も漸く臨時議会が開かれる運びとなりました。政権交代と併せて都議会第1党の立場を与えていただいた責任を改めて受け止め、都議会でも民主党が主体性をもって政策実現に取り組んで行かなければなりません。私自身も都議会民主党政策調査会長として、全力で活動して参ります。
8月10日、東京都議会臨時会が流会になってしまいました。
8月10日13時から予定されていた、改選後初めての都議会である臨時議会が開会されることなく流会になってしまいました。7月30日以降、各派代表者会や水面下の交渉において、連日臨時議会の付議事案(議長・副議長の選出方法の決定、常任委員会並びに議会運営委員会の設置)やその他の決めごとについて議論してきました。8月10日もぎりぎりまで交渉を続けていましたが、自民党さんは民主党が求めている特別委員会の設置に最後まで難色を示しました。我が会派としては譲歩できるところは最大限示して来ましたが、特別委員会の設置だけは新銀行東京や築地市場の問題を解決するとして議席をお与え頂いた我が党の党是であり都民の意思でもあることから、この主張を白紙撤回しろという自民党さんの主張を受け入れることはできず、決裂状態になってしまいました。せめて会議時間を延長しようという提案も受け入れられず、代表者会にも出席頂けなかったため異例の流会という事態になってしまいました。
私も代表者会のメンバーとして議論や交渉に加わってきましたが、自民党さんのやり方にはかなり勉強させられました。生産性の無い議論は、とにかく疲労のみが残るものです。
来週以降、仕切り直しの代表者会が開かれる予定ですが、議会正常化に向けて真摯な議論や交渉が行われることを切望しています。
都議会民主党政策調査会長に就任。(2009.8.31)
7月31日の都議会民主党総会にて、新役員体制が発表され8月1日より新役員の任期がスタートしました。私は、今回、政策調査会長という会派の政策立案等を担う責任者に就任しました。3期目のスタートにあたりとても重い責任を担うことになりましたが、東京マニフェストなど民主党の政策実現のため、全力で取り組んで参ります。
新しい任期が始まりました。
7月12日に行われた東京都議会議員選挙では、32,170票という前回を大きく上回る票を投じていただき、選挙区トップにて3選を果たさせていただきました。7月23日より、新しい任期が始まりましたが、私が従来から取り組んでいる犯罪被害者支援の充実を始め、新銀行東京や築地市場の問題など民主党が重点課題として位置づけている事項について全力で取り組んで参ります。
新銀行東京、平成21年3月期決算発表。(2009.06.01)
新銀行東京の平成21年3月期決算が5月29日に発表され、都議会民主党にも都産業労働局より説明がありました。その内容は、税引後利益が105億円の赤字、業務純益も27億円の赤字を計上しました。都は再建計画よりも税引後利益の赤字幅は21億円少なくなったことを強調していますが、昨年の予算委員会における質疑において、私から今回の再建計画は初年度については収益を低く見積もっておいて、来年結果計画よりも良くなったというつもりではないか?という趣旨の発言もしましたが、その通りになった感じがします。
いずれにせよ、年間、100億円以上の赤字を出している新銀行東京については、これ以上、都の出資が毀損されないうちに撤退すべきであると考えています。
グーグル「ストリートビュー」について。(2009.05.14)
私が、3月の都議会予算委員会で取り上げた、グーグル社の「ストリートビュー」について動きがありました。
ちなみにストリートビューとは、個人の住宅や道の風景を約2.5mの高さから撮影した画像をインターネット上で無料公開しているグーグル社のサービスですが、上から覗き込まれているようなアングルであることや家のベランダに干してある洗濯物などまで鮮明に写っているため、プライバシー侵害や個人情報保護あるいは犯罪に活用されないかという点から問題視させています。
東京都においても都情報公開/個人情報保護審議会にグーグル社を呼び意見交換を行い、グーグル社も新たな地域でサービスを展開するときには当該自治体と協議をする旨などの意見を表明していました。
3月の予算委員会でこの問題について、都の対応について質疑を行いましたが、その中で都内では島嶼地区を除き全ての地域でサービスが展開されることがわかり、これでは事前協議するといってもその対象がなく、詭弁にすぎないことを指摘し都の対応を求めておきました。
この度、グーグル社がカメラの位置を40cm下げることとぼかしを入れることなどの改善策を示しました。一歩前進しましたが今後も注視して参ります。
平成21年第一回都議会定例会閉会。(2009.3.27)
3月27日都議会定例会が閉会しました。今定例会においては予算委員会のメンバーとして質疑に参加しました。予算委員会では、犯罪被害者支援に関して、小中学校における犯罪被害者等への理解を深めるための教育や高校奨学金の官民複数の申請を認めていない都の対応について質問し、また医療に関する問題として、看護師不足への対応、がん検診の充実、Hibワクチンの供給体制について、さらにストリートビューに関する問題への都の対応について質疑を行いました。
また、財政委員会においては、この間継続して主税局の対応に疑問を投げかけてきた固定資産税の評価に関して、複合構造建築物の評価に係わる問題について質疑を行いました。
立川駅北口「曙橋交差点」歩車分離式信号に改良完了。渋滞解消調査も依頼。(2009.03)
2月5日、曙橋交差点の改良工事が完了し、新しい歩車分離式信号機の供用が開始されました。私がライフワークとして取り組んでいる犯罪被害者支援の一環として、交差点での巻き込み事故防止効果がある歩車分離式信号の導入促進を警視庁に求めています。これは、交差点において歩行者が青の時には車側全ての信号が赤にするというものです。
今回の曙橋交差点については、伊藤大輔立川市議から提案を受けていたもので、従来型とは違うタイプですが、右左折直進信号の組合せで、歩行者が青の時には右左折出来ないような仕組みになっています。これにより少しでも巻き込み事故の発生が防げればと思っています。
なお後日談として、この信号機の改良により渋滞が発生してしまっています。現在、警視庁に改善方の調査を依頼しています。
都議会海外調査についての見解。(2008.12.20)
12月16日、共産党より都議会海外調査に関して疑義が述べられました。私も参加をした北欧諸国を中心とする海外調査の費用が高額であったというものです。この点についてマスコミ一社より取材を受け、20分以上にわたり調査の経緯等をお話ししましたが、調査内容の評価もせず、私の一部コメントをほんの数秒放映しただけのものでした。そこで当該マスコミにお話しをしたことを中心に調査の経緯を報告させていただきます。(なお以下の見解は私個人の見解であり、他のメンバーの意見を代表するものではありません。)
〜支援者の皆様へ〜
まず、日頃から私の活動をご支援いただいている皆様にご心配をお掛けしたことに関しましてはお詫び申し上げます。しかし、私が参加した今回の海外調査につきましては、物見遊山で遊びに行っていたものではなく目的を持って調査を行い、その結果についても報告書を提出し、さらには議会質問等にも活用させていただいていますので、どうぞご安心下さい。
以下、都議会海外調査の仕組み並びに調査の経緯についてご報告します。
都議会においては、毎年会派ごとに調査日程・調査都市・調査目的・参加メンバーを議会運営委員会に示し、議会の承認を受けた上で10日間を上限として海外調査を行っています。現在、この海外調査に関して共産党さんは辞退していますので、自民・民主・公明の3会派が派遣し、派遣人数は各会派所属議員の数で按分されています。ちなみに民主党会派(都議会民主党)は現在所属議員が34名いることから、毎年4名の枠で希望者を募り派遣しています。都議会民主党内での派遣者決定の方法は、会派内で参加を希望する議員が4名のグループを作り、調査都市・調査目的を決めた上で会派総会においてプレゼンテーションを行い役員会にて派遣するグループを決定する仕組みになっています。ちなみに私が参加したグループ(中村・石毛・原田・酒井)に関しては2年越し2回目の参加希望によって、派遣が決まりました。
さて、今回私が参加した海外調査は、平成19年10月7日~16日の10日間で実施し、調査都市はカンゲルルススアーク(グリーンランド)、レイキャビク(アイスランド共和国)、ヴァンター(フィンランド共和国)、ブルージュ(ベルギー王国)、ストックホルム(スウェーデン王国)の5都市でした。調査項目は、グリーンランド:地球温暖化が環境に与える影響等の調査を目的とし内陸氷河の状況を視察、現地政府関係者から実情を聴取、アイスランド:燃料電池の導入など新エネルギー政策と地熱発電の状況調査、フィンランド:都市の繁栄を維持するために欠かせない高付加価値産業の育成やITの活用について市のIT戦略の責任者と意見交換、ベルギー:東京でも日本橋の再生等が議論されているが生活者にとって心地よりまち並みづくりの一つとして水辺空間の活用について積極的な取組をすすめているブルージュを調査し市職員から保存の関しての説明を聴取、スウェーデン:北欧のシリコンバレーと言われるシスタサイエンスシティの調査、でした。報告書は、http://www.gikai.metro.tokyo.jp/international/oversea/1902.htm
これら、調査項目及び調査都市の選定については、調査に参加するグループのメンバーそれぞれが関心のある項目・都市を持ち寄り、10日間という限られた日程の範囲で訪問可能な都市を議会局に調整してもらっています。ちなみに私は、IT戦略に関心があり専門でもあるため、フィンランドとスウェーデンへの調査を希望し、報告書もこの2都市を担当しました。なお、TBSから「なぜ今回の都市を訪問したのか」との質問がありましたので、「私が得意とする分野はIT関係なので、この2つの都市は私が特に希望しました。他都市については他のメンバーからの希望です。」と答えたところ、「東京都の課題としては少子化や福祉の問題等もっと重要なものがあるのではないか」と言う趣旨の質問を再度されましたので、「確かに議員という職業は、色々な分野のことを幅広く理解していることも必要ですが、都の担当よりも詳しい分野を持っていないとお役人と対抗できないでしょう。それが、今回の視察目的であり、誰もが感心を持つようなものでは面白くない。今回の調査結果についてはちゃんと報告書の作成し、本会議一般質問・代表質問でも活用させていただいています。」と答えたところそれ以上の質問はありませんでした。
次に、費用の件ついてですが、一人あたり約270万円という額は金額だけをみると確かに私も高いと思います。そこで、視察の費用の決め方及び私たちのグループが議会局と掛け合った経緯について報告します。
まず都議会において海外調査等を行う場合は、議会局が都の指定業者数社から合い見積もりを取り、その中で一番安い金額を提示した会社と契約することになっています。海外調査の場合、航空券の手配及びホテル代(旅費規定により上限が決まっていて、オーバーした分は自己負担となります)と現地移動用の車代及び添乗員・通訳代を分けて契約するそうです。なお、後者の費用については、視察全行程において同一仕様で包括契約をしているそうです。なので、基本的には議会局で一番効率的に調査できるルートを選定し、業者に見積もりを出させているため、私たち議員がこの会社を使えとかこのようなルートや移動手段にしろということは言えない状況にあります。しかし、そのような状況にあっても、私たちのグループが議会局及び今回担当することになった業者に指摘したことがあります。それは、まず航空運賃についてです。都議会の海外調査においては、都の旅費規定を準用していますが、航空機に関して、知事はファーストクラス、副知事並びに議員はビジネスクラスを利用することになっており、今回もビジネスクラスを利用させていただきました。私自身に関しては日本から往復の飛行機内で、調査の準備や報告書の作成などのためPCを持参しており、仕事のためにはビジネスクラス利用も必要であると思っています。しかし、正規運賃を利用していることは如何なものかと思いますし、ヨーロッパ内の移動についてはビジネスクラスといっても座席自体はエコノミーの変わらない路線もあるのでエコノミーでも良いと思っています。他のメンバーもこの点については同じ考えで、今回の調査にあたって、業者が決まる前にそれぞれが知り合いの旅行業者に見積もりお願いし、安く利用できる航空券やホテルを探して貰いました。しかし議会局にそれを示したところ、それらの業者は都の指定業者ではないのでダメ、また航空券についても正規運賃でないと日程に変更が生じた場合、かえってお金がかかってしまうのでダメだと一蹴されてしまいました。そこで、今回議会局が決めた業者であるJTBに航空券について、日本発着はビジネスをお願いしたいが、ヨーロッパ内については上記の理由で勿体ないからエコノミー航空券にできないかと聞いたところ、距離単位の周遊チケットを利用しているので、特定の区間だけエコノミーを利用することは出来ないし、そのようにしても余り安くならないといわれ断念しました。ちなみに今回の航空運賃が高くなった理由の一つにグリーンランドへ行く飛行機が周遊の範囲に入っていないため別料金になったこともあげられます。一方現地の通訳に関しては、グリーンランドには日本語を話せる通訳がいないため、コペンハーゲンから飛行機を使って派遣しなければならずその経費もかかると言われたため、これに関しては原田議員が英語を話せるからデンマーク語から英語に訳してくれる現地の通訳で良いと言うことにしました。しかし、これ以外の通訳に関しては、遊びではなく仕事に行くのだから調査目的に関して専門的な用語を知っている通訳を付けてくれと要望させていただきました。
また、今回指摘された事項である現地専用車についてですが、使用している車は通常海外旅行にツアーで行ったときに迎えに来るマイクロバスと同じであり、英語圏ならともかく他言語の国において、(物見遊山の旅であるなら私も20代の頃はリュックを背負って公共交通機関を利用し迷いながら旅したこともありますが、)調査のための訪問であり時間的にも制約があるなかで効率的に移動するという観点からご理解をいただければと思っています。ちなみに移動用の車については4時間単位での契約になっていること、また当時は各通貨に対して円が弱かった時期であり、さらに北欧諸国では恐ろしく物価が高く、特にアイスランドでは日本で1000円位の内容の昼食が5000円もするという状況であったため、全体的に現地経費が高く見積もられていたことも申し添えておきます。なお、帰国後、業者から添乗員や車の実際の利用時間を踏まえた内訳の確認があったので確認したところ、実際にはいなかった添乗員の代金が請求されていたので、これについては削除して貰いました。
以上、海外調査の経緯等については石毛都議と共にTBSの記者さんにもお話しをさせていただきましたが、テレビ的に面白くない?ところについてはすべてカットされてしまったようです。議会局によると、その他マスコミからも確認があったそうですが、特に新聞社に関しては実状を話したところ、あまりつっこむこともなく帰られたとのことでした。
今回の取材中、視察に無駄はなかったのかとの質問がありましたので、「都議会議員として都民の皆様には通常の旅行では時間的にも地理的にも相手方的も行けないような調査をさせていただいたことに感謝している。議員としてその成果を都政に生かしていくことが責任であると考えている。(中略)今回の視察に関しては無駄はなかったと思います。」と答えたところ、最後の部分だけが使われてしまったというのが顛末です。
なお、これは取材後議会局に確認して分かったことですが、現地経費に関する見積もり合わせは3社に依頼したところ、1社には辞退され、他の2社には50万円ほどの差があったため、安かったJTBに決めたとのことでした。
今後のことに関しては、航空券の購入方法や合い見積もりを依頼する業者が大手に限られていることから、もっと競争原理を働かせ調査目的達成に影響のない経費の削減が図られるよう提案していきたいと思っています。
〜TBSさんへ〜
今回、私自ら20分以上にわたり経緯を説明させていただいたにもかかわらず、一部コメントのみしかご関心をお持ちになっていただけなかったこと残念に思います。朝ズバの司会者を始め、各コメンテーターの方々に置かれても、自身で取材し裏を取ったわけでもないのに、調査内容の論評もなく一面だけの批判を展開するのは如何なものでしょう。特に前回の都知事選挙で落選しいつのまにかコメンテーターになられている方の「議員は地域の実状を踏まえそれを政策にすれば良い」という趣旨のご発言、議員は有権者の代弁者であるだけでなく、先進的な政策を提案し実現することによってよりよい地域社会を構築するという使命があるということを認識されていないのでしょうか?そのためには当然、勉強や調査も必要であります。全ての思いを話されていないのかもしれませんが、生放送でありあなたにはその機会が与えられているにも係わらず、あのような発言にとまってしまったことは誠に残念であります。
最後に、TBSさんからの取材に対しては、今後生放送でこちらの意図がはっきりと伝えられる場合のみ対応させていただくことに致しますので、ご了承下さい。
〜共産党さんへ〜
あなた方の自分のことを棚に上げた一方的なやり方には改めて感心させられます。今回あなた方が指摘をした12月16日作成のペーパーを拝見しましたが、その中にコペンハーゲンからレイキャビックへの移動について、フライト時間1時間10分とあります。井の中の蛙のあなた方にはご存じないかも知れませんが、世の中には時差というものがあります。多分小学生でも知っているのではないでしょうか?しっかりと勉強して計算した上で指摘された方が恥をかかなくて済むとお節介ながら申し上げさせていただいます。
さらに、あなた方は「東京都議会友好代表団」には、2名議員が参加され、平成17年、19年の2回、北京市及びソウル特別市を訪問されています。その内の一人は12月16日の記者会見で威勢良く話していた方ですよね。私は友好代表団に関しても、東京都が都市外交を行う上で友好都市と相互交流することに意義があると思いますが、なぜ、共産党さんの主張では友好代表団に参加されていることは頬被りして、海外調査のみを無駄と指摘するのでしょうか?
友好はOKで、調査勉強はNOというあなたたちの思考回路はとても理解出来ません。ご自身の矛盾も是非総括してほしいものです。
平成20年第三回都議会定例会閉会。(2008.10.6)
10月6日
、都議会定例会が閉会しました。今議会においては、都議会民主党を代表し本会議にて代表質問を行いました。東京都議会のホームページにて録画映像がご覧頂けます。また今議会では、新銀行東京の減資に伴い都が都債を発行し調達した資金で出資していた債権が減少するため、法令の規定により減債基金に積み立てる予算を中心とした補正予算案が提案されました。都議会民主党としては、新銀行東京の経営陣の責任が明らかにされないまま、損失処理だけが進むことは、都民を裏切ることであり、また法令上も年度末までに処理すれば良いこともあり、損失処理分はとりあえず財政調整基金に積み立てるという予算の組み替え動議を提出しましたが自公の反対により否決されたため、補正予算案には反対の立場を取らせていただきました。
都議会民主党総務会長に就任。(2008.8.1)
本日1日より、来年の任期満了まで、都議会内会派「都議会民主党」の総務会長に就任しました。これは、田中良幹事長からの指名によるもので、過日行われた総会にて承認されました。
会派内においては、暗黙の了解としてグループ的なものがあり、私は幹事長とは別のグループにありますが、敢えて私を指名していただいた重みを受け止め、会派が一丸となって都議会における重要な立場を担いうるよう微力ではありますが、取り組んで参りたいと思っています。
新銀行東京。(2008.2.20)
本日より、都議会定例会が始まりました。今日の本会議では知事の施政方針演説の他、警視総監の治安状況報告、監査報告等が行われました。来週以降、本会議等での論戦が始まります。今議会においては、当初130件の議案が提出される予定でしたが、本日になり、取り沙汰されていた新銀行東京への400億円追加出資の為の平成20年度一般会計補正予算第1号が追加されました。新銀行東京への出資にあたり、本会議終了後、副知事並びに産業労働局の総務部長が会派に説明に来ましたが、そのお粗末さにはただただ呆れるばかりでした。副知事からは中小企業支援のため新銀行を存続させるためには追加出資の他方法がないとの説明と、新銀行東京が発表した再建計画書が配布されましたが、その内容はA4版6ページだけのもので、具体的にどのように再建するのか、また財務状況がどのように推移するのか全く理解し難い内容のものでした。そして、新銀行東京からの要請は何時あったのかと言う質問に対しては昨日19日であったとのこと、また再建計画についても都においてはもっと詳しい資料を持っていないのかとの質問に対しても、先程の6ページだけとのことでした。なんとも議会を馬鹿にしているのか?また東京都と言うところは、一晩の検討期間で、しかも財務状況や再建計画も十分理解しないまま、400億ものお金を右から左へと出すのかと、ばからしくなってしまいました。とはいっても、このまま認めるわけにはいきませんので、会派としてもしっかりと議論を深め、内容を明らかにしていく予定です。私も積極的に意見を述べていく所存です。なお、人を馬鹿にしたような「
新銀行東京再建計画(1.2MB)」をアップしましたので、ご覧になりたい方はクリックしてください。
東京都犯罪被害者等支援推進計画策定。(2008.2.19)
1月31日、東京都犯罪被害者等支援推進計画が発表されました。これは、私が予てから条例制定共に求めていたものであり、ようやく都の被害者支援も具体的な一歩を踏み出すことになりました。本計画に先立ち、昨年9月にはパブリックコメントを実施し、私も9月議会における文書質問にて40数項目に渡る質問をしておりました。内容的にはまだまだ足りない点も多くありますが、パブリックコメントや私の指摘も一部盛り込まれたものとなっています。計画には見直し規定もありますので、推移を見守りながら、都の犯罪被害者支援が前進するよう引き続き取り組んで参ります。なお、私の「
文書質問に対する答弁書(196KB)」と「
東京都犯罪被害者等支援推進計画(1.7MB)」のPDFはそれぞれの文字をクリックしていただくとダウンロードできます。
都議会定例会開会中。(2007.12.6)
4日より、今年最後の都議会定例会が始まりました。今議会においては、東京都迷惑防止条例の改正を含め、36件の議案が提案され審議が行われます。また今回私にとっては今任期中3回目となる一般質問を行います。通常ですと今年の2月に行ったばかりであり、順番は回ってこないのですが、民主党内にやり手がいなかったため、ラッキーなことに一般質問の壇上に立つことが出来る運びとなりました。12日の13:30頃からの予定です。質問の模様は都議会のホームページにてライブ中継されますので、ご覧下さい。今回の質問はこれまでの犯罪被害者支援とは少し趣が違って、多摩地域における高付加価値産業の育成、地域振興と交通網整備について質問しようと思っています。
今議会は、総務委員会委員長になって初めての定例会であり、気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。
なお議会とは関係ありませんが、インフルエンザが流行っているようですのでお体には気をつけてください。私も先週、ダウンしてまだ本調子ではありません。
都議会定例会閉会。(2007.10.6)
5日、33件の議案を可決し、都議会定例会が閉会しました。今議会においては私自身発言をする機会がありませんでしたが、先般お知らせしました東京都犯罪被害者等支援推進計画について文書質問を提出しました。この計画の内容があまりにも具体性に欠けることから、来年1月の本計画策定に向けてよりよいものとしていただきたいとの思いを込め、40数項目に亘る質問を提出しました。年金問題で追及している長妻代議士には及びませんがかなりの分量です。この文書質問趣意書に対する回答は、次回12月の都議会定例会に提出されます。その結果については、その折り報告したいと思います。
あと1点、都議会では毎年、第3回都議会定例会最終日に所属委員会の変更があります。この1年間は財政委員会に所属をしていましたがこれからの1年は総務委員会に所属し、さらに委員長の職責を担うことになりました。気を引き締めて努めたいと思っています。
バイク盗逮捕。(2007.10.2)
8月25日、我が家からバイクを盗んだ犯人が本日逮捕されました。警察から連絡があったのですが、その場所がビックリ、滋賀県の大津警察署。よくもまあうちのバイクで遠くまで行ったものです。犯人は別の窃盗事件をおこし逮捕され、うちのバイクを盗んだことも供述したそうです。日本の警察も満更捨てたものでは無いですね。感謝。やはり盗まれたままというのは気分も悪いし、溜飲が下がりました。それとバイクも無傷だそうです。ただ問題は、被害状況の説明とバイクの引き取りに大津警察署まで行かなくてはならないことです。交通費自己負担で。もちろん民事訴訟をおこし求償することも可能ですが、犯人に資力がなければ裁判で判決を受けても回収することが出来ないのが現実です。日頃、被害者支援の問題に取り組んでいますが、改めて理不尽さを感じました。せめてもう少し近くで捕まってくれればと思う今日この頃です。みなさんも防犯対策には気をつけましょう。
犯罪被害者等支援推進計画(仮称)。(2007.9.11)
この度、私が第一回都議会定例会一般質問で求め、策定の約束をしていた「東京都犯罪被害者等支援推進計画(仮称)」中間のまとめが作成され発表された。このこと自体は、東京都における犯罪被害者支援を進める上での大きな一歩であり、大いに歓迎したい。中間まとめと言うこともあるのか、私が求めていた総合窓口の設置などは明記されているものの、今ひとつ具体策に乏しい気がする。今後、来年1月にむけて計画を固めていくそうであるが、私としても意見を述べていきたいと考えている。なお、本件については、9月30日までパブリックコメントを求めているので、是非、東京都のホームページにアクセスし、意見をお寄せ頂きと思います。
バイク盗にご注意を。(2007.9.11)
みなさん、窃盗・バイク盗にはご注意下さい。8月25日の深夜から早朝にかけて、なんと我が家の敷地内に止めてあったバイクが盗まれてしまいました。何と腹立たしい。普段、犯罪被害者支援の活動をしていて、色々な被害者の話を聞く機会があるが、自分自身+妻が窃盗の被害者になるとは夢にも思わなかった。ものを盗まれただけでも、相当の怒りと喪失感にさいなまれるのだから、犯罪によって肉親を奪われた人の悲しみや怒りがどれほどのものか改めて再認識した。今日現在も発見されていない。バイクを盗んだ犯人は我が家から盗んでいったのだから、所有者が私であることは分かっていると思う。最近はあまり使われなくなったが「お天道様はちゃんと見ているのだから」悔い改めて、盗んだものはちゃんと返すように。せめて、盗んだものを置いた場所くらいはメモ書きでポストに入れておいて欲しい。海外に売り飛ばしていないのなら・・・
今回の事件を期に、改めて調べてみましたが、立川警察署管内でもかなり窃盗事件が起きているようです。市民の皆さん、呉々もご注意下さい。あなたの近くにも窃盗犯がいるのです。
戦いが終わって。(2007.9.7)
9月2日、市長選挙の結果、新市長に清水庄平氏が当選した。本日から新しい市長の任期が始まる。5期20年間、市長を務めた青木前市長には、立川市を多摩の中心としてこれほどまでに発展させた手腕に敬意を表すると共に長年のご苦労に心からお疲れ様と言いたい。
今回の市長選挙については8月15日に発表したとおり、民主党としては自主投票の立場をとった。その後、色々ないきさつがあり、長島代議士については個人的に今回落選した特定の候補を応援することになった。しかし、私と市議会議員の多くは、15日発表の声明通りの行動を取った。市民の中には、代議士が○○候補を応援しているのに、なぜ都議や市議が出てこないのかと疑問に思われた方も多いのではないかと思うが、政党に限らず組織に属する以上、自分も参加する中みんなで決めたことを守ることは最低限のルールであり、自分はそれが常識だと思っている。それに反する行動をするときには、再度話し合いをし理解を求めるか、組織を外れるしかないのではないかと思う。今回、自主投票を決めて以降、私は、市議会議員はともかく、都議会議員である私や代議士が特定の候補を表だって応援することは、自主投票を決定した意味を失うことになるので慎むべきだと言ってきた。結果、そのようにはならなかったことは残念の極みであるが、今回の教訓を踏まえ、総括をした上で、地元民主党の組織のあり方を見つめ直し立て直しを図っていきたいと考えている。次の総選挙では、長島代議士を小選挙区で勝利させるという大儀があるのだから。
最後に、清水新市長には、これからの4年間、重要な問題が山積している市政のリーダーとして、奮闘されることを願っている。
市長選挙について。(2007.8.15)
今日8月15日、62回目の終戦記念日を迎えた。国のため国民のために命を落とした英霊たちに改めて追悼の意を表すると共に、戦争の犠牲になった御霊の冥福を心から祈り、私も政治家の一人として、この平和が何時までも続くように願い活動していかなければならないとの思いを新たにした。
さて、立川市においては9月2日に市長選挙が行われる。5期続いた青木市長が引退を表明し、20年ぶりに新しい市長が誕生する。民主党はこの間、候補者擁立に向けて取り組んできたが、本日、擁立を断念し自主投票としたことを正式に表明した。いみじくも終戦記念日が戦わずして負けた民主党としての立川市長選挙敗戦の日となってしまった。候補者擁立のため、私も数名の方に出馬打診をさせて頂いたが、結果が伴わなかったこと、民主党に期待を寄せて頂いている市民に心からお詫びを申し上げたい。
それと同時に、今回、候補者調整の最終段階において、私に対しても出馬の打診があり、また、多くの後援者・市民の方から出馬を求める声を頂いたが、期待にお答えすることができなかったことも合わせてお詫びしたい。私に期待を寄せていただいた方々の疑問は「なぜ酒井は出馬しないのか。参議院選であれだけ大勝したのに。」ということであろう。図らずも当事者の一人になってしまった以上、その理由をお伝えしておくことも責務と考えている。
今回、出馬の打診を頂いたこと、漠然とではあるが市長を目標としている私にとっては政治家冥利につきることであり、少なからず気持ちが揺れた。参議院選勝利の余勢を駆って、良い勝負ができるのではないかとの打算も働いたが、私の心中には、都議会議員として成し遂げたい仕事が残っている、また市長は議員と違ってある意味この町の親父になる覚悟を持たなくてはならず仮に当選したとしても30代の若造に務まるのかという不安がある、さらに私にとっては想定外の急展開であったため漠然とした政策はあるものの、他の候補と同様(?)に充分練り上げていない政策を市民に提案しご判断頂くのは失礼であるとの思いが強く、今回は不出馬という判断をさせて頂いた。
私自身、今回のことを教訓とし、都議会議員の仕事と合わせ、市政に対する覚悟や政策の研鑽にも励み、4年あるいは8年後、再び期待を寄せて頂いたときには、その期待を受け止められるよう心して活動していくことを決意いたしましたので、是非ともご理解いただきたい。
また、この間、私の将来を真剣に考え、私の決断を尊重してくれた長島昭久代議士には心から感謝している。
なお、市長選挙に対する民主党、市議会会派としての
見解(PDF:80KB)はこちらをクリックして下さい。
都議会定例会開会。(2007.6.12)
本日12日より、平成19年第2回都議会定例会が始まりました。会期は27日までです。今議会においては、都営住宅から暴力団員を排除するための東京都営住宅条例等の一部を改正する条例など、条例22件、契約案2件、事件案1件、諮問1件、専決1件が提案され審議を行うほか、人事案も提案される予定です。
初日である本日は、知事の所信表明が行われ、その中では「環境CBO」の創設や「障害福祉計画」「子育て応援戦略会議」について言及がありました。また、議員提出議案が2件上程され、「国・地方を通じた税財政制度見直しに関する意見書」が賛成多数にて可決しました。
議会については以上ですが、本日より恒例となった定例議会朝の街頭演説も始めました。市議時代より続けている街頭演説で、この6月でちょうど13年になります。本日は立川駅北口で、大石ふみお市議・伊藤大輔市議と共に行いました。明日13日は立川駅南口、14日は玉川上水駅を予定しています。
犯罪被害者の訴訟参加。(2007.6.2)
1日、私が普段から取り組んでいる犯罪被害者支援に関して、新たな1歩が踏み出されました。今国会の中で議論がされてきた「犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律案」が衆議院本会議で可決され、参議院に送られたものです。この法案は、刑事訴訟法の一部を改正し、これまで刑事裁判の場において蚊帳の外に置かれていた犯罪被害者・遺族が刑事裁判で直接、被告に質問したり、求刑の意見を述べたりできる「被害者参加制度」の創設を盛り込んだものです。この法案については一部の被害者等が反対の意見を出し、民主党としても間接参加の制度にとどめる修正案を法務委員会に提出したようですが、私自身は多くの被害者が望む制度であり、参加するかどうかは被害者の意思によって決められる制度で、何と言っても、被害者の感情を充分に反映することが出来なかった現行の制度が改善される意義は大きく、大変喜ばしく思っています。
今後、被害者側にも国費によって弁護人をつける制度の創設も望まれますが、一日も早く参議院で可決されることを願っています。
統一地方選挙が終わりました。(2007.4.24)
3月22日から始まった統一地方選挙が漸く終わりました。都知事選挙については、予想通りの結果で、石原知事に対して一定の評価・共感を持っていた私としては、まあこんな感じだろうと思っています。都議会民主党としては、今後の議会運営が課題となりますし、民主党としてはこの間の取り組みについて率直に問題点を直視し反省すべき点も多くあると思っています。
私自身は統一地方選挙中、主に自分の都議選の時にお手伝いしていただいた友人議員の応援に駆け回っていました。前半戦では県議選並びに政令指定都市の市議選を手伝い、応援した候補は全て当選を果たし、政令市の二人はトップ当選でした。後半戦では、市議選並びに区議選の手伝いをしていましたが、応援をしていたほとんどの友人議員は、上位にて当選を果たしました。しかし残念ながら、普段から色々とお世話になり、仲の良い区議一人については落選してしまいました。さすがにがっくり来ましたが、友人として今後の活動を少しでもサポートしていきたいと思っています。それと明日は我が身と教訓にしなくてはなりません。選挙は、やっぱり水物といわれていることを再認識しました。でも、人の選挙は楽しいですね。血が騒ぎます。自分のは大変ですが・・・
統一地方選挙が始まります。(2007.3.18)
3月22日より、都知事選挙を皮切りに統一地方選挙が始まります。30日からは都議補選並びに県議会・政令指定都市の市議会議員選挙などが始まり、前半戦の投票日は4月8日です。そして、4月15日からは、立川市はありませんが、都内や全国の市長並びに区・市議会議員選挙が始まり、4月22日が投票日となります。私も友人の候補者を中心にお手伝い行脚が始まります。是非多くの都民やそれぞれの自治体住民の皆さんには関心を持っていただき選挙に参加してほしいと思います。
都議会定例会閉会。(2007.3.9)
9日、平成19年第一回都議会定例会が閉会しました。19年度一般会計予算他知事提出議案は全て可決しました。今回の採決にあたり、都議会民主党は先にも述べたとおり、一般会計予算には反対の姿勢を取りました。結果は反対者少数で可決でした。採決に先立ち討論が行われましたが、その中でも民主党として予算のどの部分が問題なのか政策論議からの主張は乏しかった気がします。私自身は、他の12人と共に賛成すべきと主張していましたが、会派では反対派が多数であり、議会制民主主義を尊重する意味からも苦渋の選択として、採決にあたっては着席をしました。他の賛成意見を持った仲間も同一の行動を取っています。知事選後の議会運営をどのように行っていくか先行き不透明ですが、会派執行部も我々の苦渋の選択をそれなりに受け止めてくれているのが、せめてもの救いです。
平成19年度予算案採決に向けて。(2007.3.3)
都知事候補がなかなか決まらない中、この話題と合わせて、昨日の新聞紙上では、「都議会民主党 平成19年度予算案に反対へ」という記事が掲載されました。これは3月1日の都議会民主党総会における決定を受けたものですが、記事にもあるように賛否が伯仲した結果の決定です。一部新聞に掲載されましたが34名の議員中13名が賛成を主張し、幹事長を除く残りが予算案に反対の意向を示しました。
私は、この総会で予算案に賛成すべきとの主張をしました。その理由として、過去石原知事が提案してきた予算案に民主党としては賛成してきており、今回の予算案についても、会派として従来と同じく予算要望を行い、各局からの要求に基づいた復活予算要望も行っている中で、民主党の意見は従来と同じように一部取り入れられていることから反対する理由はなく、知事候補擁立と予算案への賛否は分けて考えるべきであることを述べました。
また私としては、かねてから私の一般質問等に対する知事並びに関係局の答弁は真摯に行われており、私の提案もある程度受け入れられている。さらに揚げ足取りだけではなく政策面でどの部分が問題なのかの主張無くしてただ反対という政治的な思惑、意地だけで、都民生活に密接に関連し、評価できる新たな施策も盛り込まれた予算案を安易に反対すべきではないとの思いもあり、賛成すべきとしました。
しかし、残念ながら現在の仲間たちの意見は、知事選に向けての対決姿勢を示すことに主眼を置いており、意見聴取の結果過半数の議員が反対を主張しました。私の考えとしては、この間、当局に悪いところは主張し、良い点は評価しつつ、新たな提案を行い信頼関係を築いてきたものが崩れることは残念ですし、選挙後の会派運営についても心配しています。
ただ会派として決まったことであり、そこに所属している者としては、不本意でもその決定を尊重していかなくてはならないと思っています。
一般質問を行いました。(2007.2.18)
15日、本会議にて一般質問を行いました。都議会ではなかなか本会議での質問の順番が回ってこないため、久しぶりの質問でしたが、今回が5回目になります。質問項目については、2月6日の記事に記載の通りですが、民主党議員の質問時間は14分のため、かなり早口の質問になってしまいました。質問の様子は、都議会のホームページから録画でご覧になっていただけますので、是非アクセスして下さい。全体的に私への答弁は、都知事選を控えた議会の割には良いものでした。
議会日程は3月9日まで続きます。これからは平成19年度予算案を始めとした議案審議となります。私も27日の財政委員会にて、電子調達などについて質問しようと思っています。
都議会定例会が始まります。(2007.2.6)
明日7日から都議会定例会が始まります。今年は3月末から都知事選挙が始まるため通常より2週間くらい早い開会となります。今議会においては、約5兆3千億円を見込む都税の使い方をを決める平成19年度予算案の審議等が行われます。
また私にとっては、15・16の両日に行われる本会議一般質問にて質問を行う予定になっています。質問内容は、私がライフワークとして取り組んでいる犯罪被害者支援と児童虐待の防止、自殺者対策の3点について行う予定です。質問時間等が決まり次第、また掲載させていただきます。
さらに、明日から、恒例の朝の駅頭演説を始めさせていただきます。これは13年前市議会に送っていただいて以来、毎定例議会朝に行ってきたものです。とりあえず7日は立川駅北口、8日は立川駅南口を予定しています。時間は7時から8時までです。
今年は選挙イヤーとなります。(2007.1.4)
昨年の立川市議選では多くの市民の皆さんからご支援を頂き、民主党公認推薦6名が全員当選を果たし、議席5割増となる民主党東京都立川市支部としては大躍進の年となりました。
立川市民の皆様にとっては、都議選以降毎年選挙になりますが、今年は、4月8日の都知事選挙を始め、7月22日(未定)には参議院議員選挙、9月2日には立川市長選挙が行われます。
都知事選挙については、民主党として候補者擁立を決めたものの、未だに候補者が選定できない状況にあります。前回、石原都知事を応援した私としては、複雑な心境ですが、党として擁立するからには、石原都知事に対抗できる政策と信念を持った方に立って欲しいと思っています。
また参議院議員選挙においては、民主党として東京選挙区(定数1名増により定数5名となります)より、現職のすずきかん参議院議員と新人の大河原雅子元都議会議員の公認を決定しました。この選挙は、政権交代をかけた総選挙の前哨戦となるばかりでなく、民主党にとっても安倍内閣にとっても存亡をかけた戦いとなります。ちなみにすずきかん参議院議員は私が大学院時代ゲストスピーカーとして、教えを受けた先生でもあります。
最後に、立川市長選挙についてですが、まだ半年以上先の話ですので、具体的な候補者が出そろう状況にはありません。風の噂では、現職5期目の青木市長が6期目を窺っているとか、前回落選した清水元収入役が身内の会で出馬表明したとかありますが、真偽の程は定かではありません。この他にもご自身で出たいと思っている方の噂もあがっています。ちなみに私の名前も出ているようです。民主党としてはいずれにしても、民主党立川政策を始めとした政策実現を図ってくれる候補者を擁立していきたいと考えています。
平成18年第4回定例都議会閉会。(2006.12.15)
本日、今年最後となる都議会定例会が閉会しました。知事提出の52議案他全議案が可決しました。今回の議案の中には、高齢者を狙った悪質な業者への罰則を強化する東京都消費生活条例の一部を改正する条例もあり、消費者被害への対策も議論されたが、私としては以前から取り組んでいた自殺者対策について、知事の所信表明の中に、総合的な自殺者対策に取り組む旨の発言があったことは何よりもうれしいことでした。来年度以降、効果的な対策がとられるよう見守っていきたいと思います。
また、本日本会議に先立ち東京多摩国体推進議員連盟が発足しました。私も参加しています。この国体は平成25年に開催されるもので、2016年誘致を目指している東京オリンピックが23区内で行われるのに対して、多摩地区を中心に行われるものであり、多摩地区選出の都議会議員としてもその成功を願っています。
財政委員会視察。(2006.11.19)
16日、財政委員会にて視察に行ってきました。場所はJR品川駅「エキュート」と東急大岡山駅で、内容は今、都が進めようとしている駅なか課税についてです。当日夜のNHKニュースなどで放映されているのでご存じの方も多いと思いますが、ちなみに私の顔も大きく写っていたようです。この「駅なか」課税は、最近JR駅構内に多くのお店が設置され営業をしていることから近隣商業施設に脅威を与えているのも係わらず、元々JR等鉄道施設については固定資産税が1/3に減額されていることから、その不均衡を是正し、「駅なか」商店の部分については、通常の課税をしようとするものです。この問題については、マスコミを関心を持ているようで、当日は16社もの報道機関が押し寄せていました。
「駅なか」については、現在立川駅構内でも建設中であり、立川市としても課税のあり方について、検討していくべき課題であります。
犯罪被害者支援条例PT。(2006.11.13)
13日、都議会民主党犯罪被害者支援条例PTを行い、警視庁犯罪被害者支援室斉木支援官からは警視庁の取り組み、地下鉄サリン事件被害者の会、高橋シズヱさんからはご自身の経験等当時の状況並びに被害者が置かれている現状についてお話しをしていただきました。
警視庁の取り組みとしては、被害者支援は警察の本来業務として取り組んでいること、一部警察官の不認識な発言によって、被害者へ2次被害を与えないように教養に努めていることなどお話しいただきました。
また、高橋シズヱさんからは事件当時に生々しいお話し、特に検死の時の状況や当時の警察等の対応、メディアスクラムなどのお話しをしていただきました。メンバーにとっても貴重な講義であったと思います。お二方には心から感謝すると共に、今後の活動に活かしていきたいと思っています。
なお、11月26日には犯罪被害者週間全国大会2006も行われます。
財政委員会事務事業質疑。(2006.11.9)
都議会は毎年第3回定例会最終日に委員会の配属替えが行われます。私は2期目当選後の1年間は警察消防委員会でしたが、これからの1年間は財政委員会に所属することになりました。所属替えに伴い、第4回定例会が始まるまでの間、所管する局に関する事務事業説明並びに質疑が行われます。11月9日、財政委員会が所管する主税局の事務事業について質疑をしました。
内容は耐震基準適合住宅に係わる固定資産税の減額制度の周知活動についてです。これは平成18年度税制改正において、既存住宅の耐震改修を税制上で促進するべく耐震改修促進税制が創設され、その中に、住宅耐震改修に伴う固定資産税の軽減制度が設けられましたものです。固定資産税については、23区は都が、市町村については各自治体が課税徴収しているもので、今回はこの制度の利用が促進され、耐震改修が進むよう制度のさらなる周知徹底を都に求めると共に、市町村に対し促すことを求めるものです。特に市町村については、その対応に濃淡があり、私の地元、立川市ではホームページにも掲載されていない状況でした。
ご自宅の耐震工事をご検討中もしくは行った方は、固定資産税の減額が受けられますので、是非ご活用下さい。詳しくは都税事務所或いは市町村の課税担当部署へ。
都議会定例会が始まります。(2006.9.19)
明日20日より、平成18年第3回都議会定例会が始まります。今議会のおいては、条例案27件、契約案6件、事件案2件専決1件、人事案2件が提案される予定です。条例案については、東京都景観条例(全部改正)や火災予防条例(一部改正)など、事件案では抗インフルエンザウイルス薬備蓄用の買い入れなどがあります。私自身今議会では本会議等での発言の機会がありませんが、定例会会期中12年前より継続して行っている朝の街頭演説は行う予定です。どこかの駅で見かけましたら是非声をかけて下さい。ちなみに明日は立川駅北口を予定しています。
地下鉄サリン事件から11年(2006.3.21)
20日、あのオウム真理教による地下鉄サリン事件から11年が経った。ニュースでも報道されていたが、「オウム真理教の破産から10年」・・・被害者は今というイベントが昨日ドイツ文化会館にて行われた。私も地下鉄サリン事件被害者の会代表世話人の高橋シズヱさんからご案内を頂き、参加させて頂きました。イベントの中では、10年以上経った今でも被害者への賠償が充分進んでいないこと、また被害者の中には、さらに病状が悪化している人がいることなどの報告がなされました。サリンによる被害の怖さを感じると共に、被害者救済の必要性を改めて実感するひとときでした。合わせて当日はシーファー駐日米国大使や英国総領事が9.11同時多発テロなど、同じテロの被害にあった者としてテロを許さないという気持ちから参加しているにもかかわらず、我が国の政府からは誰も参加していないことも印象的でした。昨年12月に犯罪被害者等基本法に基づく基本計画を閣議決定しているにもかかわらず、その関心の低さは残念でたまりませんでした。
中途議決・オリンピック決議(2006.3.8)
2月22日から平成18年第一回都議会定例会が開会中。今議会においては平成18年度予算案等の審議が行われるが、本日17年度一般会計補正予算案などの中途議決が行われ、全会一致並びに賛成多数にて全議案可決された。また、2016年のオリンピックを東京で開催するための招致決議も賛成多数で議決された。東京オリンピックの招致に関しては昨年の9月議会で石原都知事が招致の意向を示して以来、都議会民主党としては、都知事の提案にただ賛成するのではなく、招致の理念や収支計画等を示すよう求めると共に、招致に失敗した大阪市や東京と同じく招致の意向を示している福岡市の視察を行ってきた。今回の議決にあたり会派として、賛成の立場を取ったが、議決に先立ち下記の6項目の要望を都知事に対して行いました。
1.国際社会に向けたメッセージを明確にすること。
2.アジアに開かれたオリンピックとすること。
3.招致と開催に伴う財政的な見通しについて、可能な限り早急に明らかにすること。
4.オリンピックを理由とした過大な社会資本整備は行わないこと。
5.広範なアンケートを行うなど、都民への説明責任を果たすこと。
6.閣議了解を始め、招致から開催に至るまで、国や関係自治体、民間の全面的バックアップを得る
日野市議会議員選挙告示(2006.2.11)
明日12日より、日野市議会議員選挙が始まります。民主党では公認と推薦各1名ずつの擁立を予定しています。私は、犯罪被害者支援活動を共に行い、友人でもある菅原なおし市議(推薦)の事務所にお手伝いに行っています。
誰を支持するかは別として、日野市民の方には、選挙に関心を持って頂き、選挙に参加して欲しいと思います。近年、どこの選挙も投票率の低下が問題となっています。公職選挙法も改正され、以前不在者投票と言われていた期日前投票も簡単にできるようになっています。是非、先人たちの労苦によって勝ち取った国民の権利である参政権を行使して頂きたいと願っています。ちなみに投票日は2月19日です。また19日からは町田の市長選挙並びに市議会議員選挙も始まります。選挙選挙の2週間が始まります。
都議会民主党視察(2006.2.9)
2月8日から10日まで、都議会民主党「議会改革PT」と「オリンピック招致問題PT」の合同視察が三重県、大阪市、福岡市で行われました。
私も途中参加で大阪市における視察に参加し、オリンピック問題について勉強してきました。大阪市は2008年に行われるオリンピックに名乗りを上げて結果、北京市に破れました。東京もオリンピックを招致する以上、先達の失敗を踏まえなくてはならないと思います。大阪市でお話を伺い現地を見させて頂いた限りでは、オリンピック招致に向けて国を挙げての取組にならなかったことと、予定会場間の移動にあまりにも時間がかかると判断されたのでは思います。
この他にも計画や施設等に関して思うところもありますが、今後の議会での議論に活かしていきたいと思います。
オペラ「セルセ」GP鑑賞(2006.1.12)
昨日11日、新国立劇場小劇場で行われたオペラ「セルセ」のGP(ゲーペー)を見てきました。
なぜかというと、私の妻が出演しているから・・・知っている人以外は全く知らないこと(あたりまえか)ですが、私の妻・木下周子(歌の時は旧姓です)はソプラノ歌手なのです。まだたまにしか舞台に立つ機会はありませんが。
私自身、あまり歌もうまくなく、それほど関心もなかったのですが、環境とは恐ろしいもので、最近では良く聞くようになり新国立劇場の賛助会員にもなっています。ちなみにGPとは、General Probe(独 ゲネラル・プローベ)のことで、ゲーペーと言ったりゲネプロと言ったりもしますが、意味は本番前の総舞台稽古のことです。もちろん受け売りです。
さて、当の「セルセ」鑑賞ですが、私のようなオペラ素人にとっては、喜劇タッチの演出になっていてとても楽しめるものでした。一緒に鑑賞した私の友人や知人たちの感想も一様に楽しいかったとのことです。妻に言わせると今ひとつオーケストラと音がずれていたとのことですが、気になるほどではありませんでしたし、きっと本番では改善されるのでしょう。詳しいストーリーについては、新国立劇場のホームページか妻のホームページをご覧になって下さい。
なお、本日12日が初日で妻はアタランタという役で13日と15日に出演します。
NHKニュース10に登場(2006.1.10)
1月9日放映された、「NHKニュース10」に私酒井大史が登場しました。番組は一向に進展しないオウム真理教松本被告が犯した事件について、地下鉄サリン事件の被害者遺族である高橋シズヱさんがインタビューを受けている一コマです。現在「犯罪被害者自助グループネットワーク」のホームページの作りを私がお手伝いしていてその打ち合わせ場面が放映されたものです。今月中にはドメイン名等も取得し、アップする予定です。アップ次第お知らせしますので是非ご覧になって頂き、犯罪被害者への理解を深めて頂きたいと思います。今後とも、犯罪被害者支援については私のできることを一つ一つ取り組んでいきたいと思っています。
新年、初駅頭(2006.1.4)
新年あけましておめでとうございます。
きょう4日、仕事始めの朝、毎年恒例長島事務所主催の街頭演説を立川駅南口にて行いました。いつになく寒い朝でしたが、長島昭久衆議院議員、守重夏樹・田中清勝両立川市議、6月の立川市議選に向けて民主党が公認決定した新人の大石ふみおさんと伊藤大輔さんが参加し、みなさん元気いっぱい新年初頭の決意を込めた訴えを行いました。私も、昨年7月にお与え頂いた2期目の議席の重みをしっかりと踏まえ、犯罪被害者支援をはじめとする諸施策の実現に向けてがんばって参ります。
市議選公認推薦決定(2005.11.24)
11月24日、民主党東京都連常任幹事会が開かれ、来年2月に行われる日野市議選並びに6月に行われる立川市議選における公認候補・推薦候補の決定が行われました。
民主党東京都第21区総支部(総支部長:長島昭久衆議院議員)並びに立川市支部(支部長:酒井大史都議)では、各予定候補者を全力で支援していくことを確認しました。
決定者は以下の通りです。
(日野)
菅原直志(現3期:推薦)
今井昭徳(新人:公認)
(立川)
太田光久(現4期:推薦)
田中清勝(現2期:公認)
梅田春生(現1期:公認)
大石富巳夫(新人:公認)
伊藤大輔(新人:公認)
各会計決算特別委員会(2005.11.7)
定例都議会終了後、およそ週2日のペースで決算特別委員会が行われている。今回自分は、都の一般会計や特別会計の審査を行う各会計決算特別委員会のメンバーとして参加している。前半戦は委員会を3つの分科会に分けて審査を行うルールになっており、自分は第2分科会の委員長として審査を行った。審査を行ったと行っても委員長のため分科会の仕切りをするだけで、自分では質問もできず、他の委員の質問を聞きながら答弁者を指名し、ルールに則った分科会運営をするだけなので、なんとも退屈な時間でした。
しかし、全体の委員会の中では、総括質疑を行うことができました。質疑項目は、第2次財政再建推進プランの達成状況について、救命救急体制の整備について、自殺者対策について、電子都庁についての4点で、救命救急体制については主にAEDに関して、自殺者対策については特に中高年者の自殺防止対策に関して、電子都庁については主に電子申請に関して、平成16年度における都の実績と今後の取り組み姿勢について問いました。都議会のホームページに追って会議録が掲載されますので、ご覧になって下さい。次回の委員会は12月の定例都議会開会中に行われ、委員会として決算の認定を行うかの採決が行われる予定です。
都議会一般質問が終わって(2005.9.29)
9月28日、改正後初めての都議会定例会にて一般質問を行いました。質問内容は、犯罪被害者支援、自殺者対策と自死遺児対策、少子化対策の3点について。
犯罪被害者支援の問題については、現在、国において内閣府を中心に犯罪被害者等基本法に基づく基本計画を策定しており、これへの評価と実施主体である都としても役割分担を想定して、意見を述べた方がよいのではと提案。自殺者と自死遺児対策については、年間3万人を超える方が自ら命を絶っている状況の中で、都としても鬱病対策のみならず、就業支援や労働相談、健康相談等を局を超えた支援態勢の構築と残された家族である自死遺児へのケアについて質問。少子化対策については、東京都の特殊合計出生率が1.01となる中、子供を欲しくてもなかなか授からない不妊症の方に対する支援について主に質問しました。
石原都知事を始めとして教育長、各局長の答弁を頂きましたが、当たり障りのない答弁で、目を見張るようなおもしろい答弁はありませんでした。残念。特に犯罪被害者支援については、知事の思いと担当局の考えには乖離があるようで、担当局においては、全くと言っていいほど検討も進められていないことがわかりました。やはり、都条例の制定については議員提案をしていかなくてはとの思いを新たにしました。
都議会一般質問(2005.9.25)
9月28日(水)、本会議にて一般質問が行われます。今回、私も都議会民主党のトップバッターとして質問をすることになりました。思い起こせば、都議会に送り出して頂いた前期最初の都議会定例会においても、トップバッターとして質問させて頂いた。何事も一番は気持ちがいい。気持ちを引き締め質問していきたい。
ちなみに、質問開始時間は13時26分頃からの予定です。また、質問内容は、犯罪被害者支援、自殺者対策と自死遺児対策、少子化対策の3点について、予定しています。一般質問は誰でも傍聴することができます。また、都議会のホームページでもライブ中継されますので、是非ご覧になって下さい。
総選挙が終わって(2005.9.12)
自民党の圧勝にて、総選挙が終わった。幸いにも私の同志であり、選対本部長を務めた東京第21区の長島昭久さんは比例復活ながら再選を果たした。心から当選を喜ぶと当時に、ほっとしている。今回ほど、結果を見て今回ほどよくわからない選挙はなかった。選挙戦を進める中では、長島さんへの有権者の反応はとても良く、過去の選挙の経験からして決して落ちるような感触ではなかった。事実、得票数は前回よりも17,000票も増えているのだから・・・これまで選挙に行かなかったような有権者も自民党に動いたのであろう。今回ばかりは、小泉総理の大津波にあれよあれよという間に飲み込まれてしまった感じである。いずれにしろ、津波の中から這い上がった長島さん、次回こそは小選挙区で勝てるよう共に頑張っていきたい。来年には立川市議選もあり、自分自身立て直ししていかなくては・・・
総選挙(2005.8.29)
明日30日、衆議院総選挙が公示される。投票日は9月11日。是非多くの国民に関心を持って頂き、選挙に参加して欲しい。今回の総選挙は、小泉総理に言わせると「郵政民営化」を問う選挙らしい。しかし、もっと大事なものがあるのではないか。郵政の問題において最大の課題は、郵便貯金や簡易保険で集めたお金を財政投融資と称して、特殊法人に湯水のごとく貸し付けを行っていることであり、この貸付金が実際には焦げ付いていて最終的に税金が投入されるのではないかと言うことであると思う。この財政投融資の仕組みをそのまま残した状態での民営化など論外だと思う。真の意味での民営化論議をして欲しい。このほかにも、私たちの世代以降にものにとっては大きな課題である年金の問題、現在の20代より若い人たちは掛け金に見合った年金がもらえない試算も出されている。いずれにしても、将来に安心感をもてる政策を打ち出す必要がある。私自身は民主党の党員であり政権交代に向けて、国民の支援をお願いする立場にあるわけだが、是非、国民の皆さんには各党のマニフェストを比較して頂き、冷静な判断をして欲しいと願っている。
明日からの選挙戦、私自身は東京第21区の長島昭久前衆議院議員の選対本部長として望むことになる。選挙民に選択をしてもらえるよう全力で頑張っていきたい。夏休みを奪った小泉総理に鉄拳を食らわせる意味でも・・・
なお、選挙戦が終わるまで更新を中断させて頂きます。
お祭り(2005.8.28)
立川では、毎年8月最終の土日でお祭りが行われます。私にとっては、楽しい反面、地獄にように忙しい週末となる。地元町会への挨拶回りやイベントでの挨拶、そして御神輿を担いだりもする。普段やりつけないことをすると、肩と腰が痛くてたまらない。2,3日は辛抱である。そして、今年はさらに明後日から始まる総選挙の関係で忙しさは尋常ではなかった。でも、いつも選挙の御輿の上に乗せて貰っているのだから、たまには自分でも担がないといけませんよね。いよいよ明後日からは総選挙、27日には菅前代表も長島さんの応援に駆けつけた。祭りの御輿の次は、長島御輿を担がないと・・・
改選後の初都議会(2005.8.10)
衆議院解散から一夜明け、地元の長島昭久前衆議院議員と共に立川駅北口にて朝の街頭演説を行った。もちろんメインテーマは解散総選挙についてである。長島さんとは、たびたび朝の街頭演説を共に行っているが、彼は約五年前の秋、衆議院補欠選挙に落選した翌日から駅頭に立っている。2年前初志貫徹し見事衆議院に当選、この2年間予想以上の活躍をしていると端から見ても感心している。そして何よりも変わらぬ政治姿勢が彼の魅力である。自分にとってかけがえのない同志である長島さんの再選に向けて自分も頑張って行かなくてはとの思いを新たにした朝だった。そして、自分にとってもこの朝は、改選後の初議会が行われる日でもある。11年間続けてきた朝の駅頭演説を行い、気持ちも新たに都議会に向かうことができた。
さて、都議会はというと、新しい任期における議席の指定や議長選挙、委員会配属等が行われた。議席については、前期までは前から二列目の32番という席であったが、今期のおいては一挙に後ろから二列目の98番という席になった。だいぶ見晴らしが違っている。今回の都議選において、民主党は35議席という多くの議席を頂いたが、そのうち1期生が20名、2期生が11名と3期生以上の先輩は4名しかいなくなったため、議席が後ろになったと同時に担うべき役割が増すこととなった。ちなみに民主党を始めとする一般的な会派の議席決定のルールは期数の若い順、同じ期数の場合は年齢順に若い者から前の方に座ることとなっている。ということは、私も、立川では若手と言うことになっているが、都議会のなかでは、さらに若い方が増えたと言うことで、心境複雑である。今回の議会でのメインイベントはやはり議会人事であった。自分的にはあまり役職にはこだわらないが、多くの議員にとっては議長を始めとした役職には魅力があるようだ。暗黙のルールでは、第一会派が議長、第二会派が副議長となっている。このルールから言うと民主党が第二会派になったのだから副議長を選出してもいいことになる。しかし、結論から言うと民主党は副議長をとれず、公明党になってしまった。公明党に譲る代わりに監査委員といくつかの委員会の委員長ポストが話し合いにて決まった。原則論からすると議長、副議長、委員長等の役職は選挙によって決めることになっている。今回民主党が勝ったとはいえ、35議席、自民党と公明党を合わせると71議席、圧倒的過半数である。すべてガチンコによる選挙に持ち込むと何のポストも得られなくなる。こちらに有利な話し合いにはならずに終わってしまった。このような状況には共産党も涙をのんでいる。ポストが欲しいと言うことではないが、数の力を見せつけられ、改めてこの4年間、理論で負けない政策を提案していかなければならないと言うことと、次回選挙ではさらに仲間を増やしていかなければならないことを実感した1日であった。
衆議院解散・都議会も(2005.8.8)
今日、衆議院が解散した。郵政解散というが国民にとっては、どんな利点があるかどうかもわからない郵政民営化論議であったのではないか。しかし、我々民主党にとっては政権交代をかけた最後ともいえる戦いとなる。地元では、長島昭久さん(今日で代議士ではなくなってしまった。)の再選を目指して頑張ると共に政権奪取に向けて頑張りたいと思う。折角の夏休みの計画をキャンセルさせられた恨みも込め、打倒小泉へがんばるぞー。
さて、一方都議会も明日、臨時議会を迎えるが、今日は昼から人事がらみの各会派の交渉が延々と続いている。この文章を書いている今、21時30分現在も決着がついていない。自分も今日になって我が会派の柿沢政調会長に代わり代表者会に幹事長、総務会長と共に出なければならなくなり、なかなか帰れない状況である。おかげで妻が賞を取って出演する歌(ソプラノ)の発表会にも行くことができなかった。とんだ1日である。明日の議会はどうなることやら。
戦い終わって(2005.7.4)
7月3日都議会議員選挙にて再選を果たしました。結果は、17,242票、前回に比べ千票近く多くの票を頂きました。今回も遊説は9日間、自転車で行い。また、街頭遊説も目標の100回を上回り150回を超えました。皆様から頂いた4年間の評価と期待の1票に応えるべく、全力で政策実現に向け活動して参ります。これからの4年間も宜しくお願いします。
海外視察2(2005.6.20)
海外視察の件については5月20日に見解を掲載しましたが、ここにきて共産党が私を名指ししているような内容を掲載したチラシを配布しているので、あえて意見を述べておきたいと思います。
その内容とは、「市議時代に小中学校の修学旅行は高いと言っていたのに、豪華海外視察、自分には甘い」という趣旨のものです。
この的をはずれた指摘には、ほとほとあきれてしまいます。私が市議時代に取り組んでいた中学校の修学旅行問題は、当時、新聞やテレビにも取り上げて貰いましたが、何も、中学生に修学旅行の内容をケチれというものではなく、旅行業者が大手2社のみの閉鎖的な選定が行われていたことから、結果として通常よりも高い料金になっていたり、宿泊費等についてもかなり上乗せされているなど、見積もり内容に不明瞭な点があることを指摘し、業者の参入機会の拡大を求めたものです。その結果新たな業者を参入させた学校については、旅行代金も若干ではありますが低下し、保護者の負担軽減にも繋がりました。その後の状況については把握していませんが、先の立川市議会一般質問で市民の党の議員が私が取り組んでいたことを指摘した上で、中学校の修学旅行問題を取り上げていたそうです。私にとってはうれしいことです。ただ、この質問の最中にも共産党からヤジが飛んでいたそうです。
以上、前回書いた内容と併せて、私の基本的な考えは市議時代より直結しており、業者選定に当たってはより競争性を高め、よりよい内容の視察をより安い経費で行うことができるような制度改正を提案していきたいと思います。
最後に、都政に生かせる勉強のために行く視察はだめで、ただ友好都市との親善をはかるための旅行は良いという共産党の論理は矛盾していると思います。そろそろご都合主義と批判に終始する活動には終止符を打っていただき、未来に向けての政策論議をしたいものです。
事務所開き(2005.6.18)
6月18日、新事務所の事務所開きを行いました。お越し頂いた方には心から感謝申し上げます。当日は長島昭久衆議院議員の他、青木立川市長、小林小平市長、青木目黒区長といった首長の方々、さらに菅直人衆議院議員他民主党の国会議員、地元立川市議の皆さんや友人の地方議員も参加してくれました。
参加者の皆さんから、激励のお言葉を頂き、勇気百倍、今後の活動に弾みがつきました。感謝感謝です。
投票にGOGOキャンペーン(2005.6.18)
6月18日午後、昭島と立川の市民の方々が「投票にGOGOキャンペーン」を行いました。当初計画では、昭島市の拝島駅をスタートし、たすきリレーで立川駅南口まで走りながら投票率アップを訴えるというものであったそうですが、途中からたすきリレーではなく若者みんなで走り抜くことになったそうです。すごい体力です。まず自分では無理ですね。
立川市における都議選の前回投票率は48.64%で過半数を割ってしまっています。普通参政権を得るために血のにじむような苦労をされた先達を思うと、せめて過半数、いや55%位の方には選挙に足を運んでいただきたいと思います。東京都選管もいろいろと苦心しているようです。
定例都議会終了(2005.6.7)
6月7日、第16期都議会議員にとっては任期中最後の定例都議会が終了しました。今議会は改めて、議会と言うところは数によって決まると言うことを再認識させられました。
今定例会においては、通常の議案の他に東京都社会福祉総合学院に関わる調査を行った百条委員会の審査報告やそれに伴う問責決議等も行われた。今回の問題の発端となった外部監査人による指摘事項について、民主党が求めた外部監査人への尋問ついては、これを認められず、ことの真相はただ何もなかったということにしたい自民党の数の力によるペースによって、明らかにされないまま、途中から浜渦副知事偽証問題にすり替えられ、幕引きとなってしまった。何とも歯がゆい思いである。 さらに、副知事の弁明の機会も与えぬまま偽証と認定したり、学院の運営に何ら関係していない我が会派の政調会長を証人喚問し、出頭に応じないことに対する告発をちらつかせ、また我が会派の柿沢議員の発言について、これまた数の力で問責を決議してしまう、いわば多数派による少数派の言論封殺とも言うべき事態に陥ってしまった。都議会を真っ当な議論を行える言論の場所に変えていくため、改めて次期都議選で仲間を増やすことの必要性を再認識しました。
今回自分にとって唯一良かったことと言えば、都議会民主党として最後の討論を行わせていただいたことです。今任期最初の定例会で民主党トップバッターとして一般質問を行い、今回締めの発言を本会議場で行えたことはこの上ない喜びでした。また、この壇上での発言の機会を信じて活動して参ります。
海外視察(2005.5.20)
今、巷には「自民・民主・公明都議が豪華視察~」という共産党のネガティブキャンペーンポスターが貼られています。共産党による選挙前の常套手段で、自らも同様に公費で実施している友好都市交流事業には参加していながら、よく言うよという感じではありますが、公費の使い方にも関わる問題で、すでにHP上でご報告してありますが自分も参加した一人として、若干コメントをしておきたいと思います。
私が参加した調査団は平成16年2月にロンドン他を訪問しました。なぜロンドンを訪問したかというと、私がライフワークとして取り組んでいる犯罪被害者支援の先進国であるイギリスのVICTIM SUPPORTという民間支援組織や裁判所・行政等の取り組みを勉強し、都条例の作成に繋げていきたいとの思いからでした。私自身この視察ができるのであれば参加したいとの意志表示もしていました。視察の詳しい結果についてはアクションのページに掲載してありますので是非ごらんになって頂きたいと思いますが、視察での経験を生かし、来期での提案に向けてすでに条例案も作成済みです。私自身、視察内容については何ら都民にやましいことはなく、堂々と報告できるだけのことはしてきたと自負しています。
また旅行経費のあり方についても、私たちの視察では三つ星ホテルなど高級なホテルではなく、現地から報告書が送れるようインターネット回線が充実したホテルにしてほしいとの注文と調査・勉強に行くのであるから、専門用語を使いこなせるA級の通訳だけは希望させて頂きました。これは決して贅沢なことではないと思いますが如何でしょうか?しかし、一点だけ議会局に聞き入れて頂けなかったのが飛行機のチケットです。国際線の往復はビジネスクラスを利用するのですが、そのチケットが正規運賃のチケットを使うと言うことです。今時、正規運賃で乗る人なんていないですよね。ビジネスクラスでもディスカウントチケットを使えば、半額近くになるのだからディスカウントチケットにしてほしいと主張したのですが、行程の変更が生じたときかえって高くつくから正規運賃にしてくれと押し切られてしまいました。この点については改善の余地があり、また旅行会社もJTBと近畿日本ツーリストしかだめということも改善しなくてはならないと思っています。
以上がこの問題に対する私のコメントですが、会派としてもコメントを出していますので、一応掲載しておきます。
東京都議会の海外視察について
都議会民主党
去る5月10日、日本共産党都議団が「都議会の海外視察のムダ使いを告発します」と、自民・公明・民主の海外視察を批判する記者会見を行い、その後もポスターや機関紙等でも批判を繰り返しています。しかし、共産党のこのような批判は天に唾する行為であります。
1 都議会の海外視察(「都市問題調査団=海外調査」及び「友好都市交流事業」)については、共産党も参加する「都議会のあり方検討委員会」において決定(平成13年2月14日)したものです。
*共産党は、「都市問題調査団=海外調査」について「会派ごとの視察」に変更することに反対。民主党は、責任の所在を明確にするため「会派ごとの視察」を主張。
2 海外視察を批判する共産党も、同様に公費で行っている「友好都市交流事業」(平成13年度北京市・ソウル特別市、同ニューサウスウェールズ州、平成15年度北京市・ソウル特別市)には参加しています。
3 共産党は、海外の先進的事例や特色ある取り組みについて調査研究し、都市問題の解決に生かすための海外調査は「ムダ使い」と言い、「友好都市交流事業」への自らの参加については沈黙しています。
共産党は、「友好都市交流事業」ならば良く、海外調査は「ダメ」とする理由を明らかにすべきです。
4 共産党は、インターネットで調べられると言いますが、調査団は当然文献等で事前調査を行い、現地に赴いて調査を行っています。共産党は、現地調査の重要性を否定することによって、自らの調査活動を否定していることに気がついていません。また、他党を不十分と批判するのであれば、外野席で批判するのではなく、自ら模範的な調査を行い、都民に公開すべきであります。
5 共産党は、平成14年度調査団の「ラスベガス」訪問をことさらに強調し、あたかも「観光旅行」であるかのように吹聴していますが、この時期は東京都において「カジノ解禁」に向けた調査等が進められており、調査団の訪問はこれらの動きに対応したものです。
6 共産党は、超党派なら良いが会派毎はダメだと言いますが、超党派なら大会派の陰に隠れていられるが、会派毎だと共産党が直接都民の批判にさらされるからいやだと言っているにすぎません。必要な調査であるならば、堂々と責任の所在を明らかにして実施し、都民の判断を仰ぐべきです。
7 都議会民主党は、責任の所在を明確にしたこれまでの海外調査で世界の各都市を視察し、多くの成果を収めています。それらの結果は、都議会で報告し、「都議会だより」・都議会のホームページに掲載して広く公開するとともに、調査報告書としてもまとめ、議会活動に生かしています。
8 民主党の一人当たりの経費が高くつくのは、調査範囲が広く、訪問先も多い、かつ、参加人数を絞っているため、規模にかかわらずかかる共通経費の一人当たりの額が相対的に高くなるためです。
9 海外視察の経費は、同じ条例・規則に基づいて実施しており、旅行業者も入札により決定しています。従って、海外調査だから不当に経費を多く使い、「友好都市交流事業」は法令通りだということはありません。
10 「友好都市交流事業」の一人当たり経費が安くつくのは、参加人数が多いこと、訪問先が限定されていること、調査費用がかからないこと、現地滞在費の一部或いは全部が受入都市の負担となっていることなどによるものです。
11 海外視察の経費が、私的旅行より高いのは、東京都議会の公式調査団であること、専門的知識のある通訳等調査費用がかかること、視察先との事前調整により視察日時が限定されるため正規料金の支払いとならざるを得ないことなどによるものです。
以 上
百条委員会(2005.4.8)
都議会に地方自治法第百条に基づく委員会が三十五年ぶりに設置されました。この委員会では、強制力を持って関係人の出頭、証言、記録の提出を請求できます。
事の発端は、東京都社会福祉総合学院の建物が学校法人に一括貸付されていることに対する包括外部監査人の指摘について、民主党議員が質問したことです。この質問を受けて自民党は、不正はなかったと立証するために百条委員会設置を提案、民主党は十分な調査を行う場ができることは歓迎すべきとして設置に合意しました。
百条委員会では、東京都が無償貸付している学院の建物が特定の学校法人に一括貸付されているのは適正なのか、手続きは適正に行われたのか、賃貸料は適正なのかなどについて審理されることになります。
4月8日開催された「社会福祉法人東京都社会福祉事業団による東京都社会福祉総合学院の運営等に関する調査特別委員会」(百条委員会)において、今後の調査に係る証人が決定されました。しかし、その中で、当委員会の調査事項とは何の関わりのない我が会派の富田政調会長を証人とすることが自民党・公明党のごり押しで決められました。
私も当日委員会を傍聴していましたが、この件は明らかに政治的な嫌がらせとしか思えないものです。本来、解明していかなければならない事案から目をそらさせようとしているのではないかとも思えてきます。
私も、都議会民主党の役員の一人として、この問題には真剣に取り組んでいきたいと思います。
防犯カメラ設置(2005.4.6)
立川駅南北駅周辺に防犯カメラが設置され、6日、設置式典が竹花副知事、青木立川市長、長島代議士等出席のもと行われました。私も、来賓として出席しましたが、立川市周辺では年々刑法犯の認知件数が増加する中で、とりわけ駅周辺の治安の悪化が危惧されていました。この4月1日から、都の迷惑防止条例が施行され、客引きやスカウト行為が立川駅周辺でも禁止されましたが、今回の防犯カメラの設置と相まって、立川市の治安回復、犯罪抑止に繋がればと願っています。引き続き、防犯パトロール等にも参加したいと思っています。
条例案について(2005.3.6)
現在都議会では、来年度予算案を始め各種条例案についての審議が始まっています。条例案の一つに青少年健全育成条例の改正条例案も提案されています。この条例案では、これまで、他県では規定されていたものの、都条例では規定されていなかった淫行処罰規定が導入されたほか、青少年をインターネット上の有害情報から守るために、インターネットフィルタリングの導入が規定され、インターネット接続事業者は、インターネット利用サービスの提供に際してフィルタリング機能を告知し勧奨するよう努める。 インターネットカフェ経営者は、フィルタリング機能付の機器を提供するように努める。保護者は、フィルタリングを活用するなど青少年のインターネット適正利用に努める。保護者、青少年の育成に関わる者は、インターネット利用に伴う危険性、弊害について青少年への教育に努めると規定しています。
このフィルタリングについては、1日に行われた都議会民主党の代表質問でも取り上げ、インターネット情報の功罪について理解する教育を進めることが重要であると指摘しましたが、自分も全く同意見で、どんなにフィルタリング機能を導入したとしても、ちょっとコンピュータに詳しい子どもなら解除も容易いことですし、全ての有害コンテンツを排除することはできないので、その有効性には疑問があります。やらないよりは良いと思いますが、それよりまず取り組むことは情報リテラシーの向上に向けた教育なのではないでしょうか。
以下、ちょっとお節介ですが、代表的なフィルタリングの方式について紹介します。
(ブラック・ホワイトリスト方式)有害・無害なサイトのURLデータベースを基に、入力されたURLのサイトを表示するかを判断する方式。
(キーワード方式)データベースに登録したキーワードとウェブコンテンツの内容を照らし合わせ、その内容の是非を判断する方式。
(レーティング方式)HTML内に埋め込まれた性的表現や暴力などのカテゴリーに関する格付け情報をチェックする方式。サイトの作成者自身が性的コンテンツ等の情報をHTMLタグとして埋め込む必要がある。法的規制はなく、あくまでもサイトの運営者の自主的判断に任されている。
以上、どれをとっても完全に有害情報を排除出来る方式はありません。
あけましておめでとうございます(2005.1.4)
新年あけましておめでとうございます。昨年は新潟中越地震や台風、そして年末のインドネシアにおける大地震による津波被害と自然災害が多い年でした。また、幼い子どもが無惨にも命を奪われたり、ドンキホーテに放火されるなど犯罪も多く、大変くらい年でもありました。今年こそは、都民にとって明るい年、酉年にちなんで、幸せをトリ込める年であるよう心から願っています。ただ願っているだけでなく、政治家の一人として都民の皆さんに安心感を与えられる、未来に希望のもてる都政の実現に向けて、全力で取り組んで行きたいと思いを新たにしました。今年も都議会の中では、犯罪被害者支援の問題、子ども達の命を守る施策の実現を中心に活動して参ります。
このようなことを、今朝、新年最初の朝街頭にて話しました。今朝は立川駅南口にて、長島昭久衆議院議員、守重夏樹立川市議会議員とともにマイクを握りましたが寒い中にも清々しい仕事始めでした。